ガルーラ [編集]
No.115 タイプ:ノーマル 通常特性:はやおき(ねむりの継続ターンが本来の半分になる) きもったま(ゴーストタイプにノーマルと格闘タイプの技が当たるようになる) 隠れ特性:せいしんりょく(怯まない) 体重 :80.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80) ・メガガルーラ タイプ:ノーマル 特性 :おやこあい(対象が1体の攻撃技を使用した後、半分の威力でもう1度同じ技が出せる) 体重 :100.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
特性「おやこあい」の超火力に、もともと高水準の耐久力、ノーマルタイプゆえの広い技範囲を兼ね備えた、主軸としても補完としても高い採用率を誇るトップメタ。
メガシンカにより特攻も上がり、大文字などの役割破壊の特殊技も活かしやすい。素早さも上がり激戦区の100族となる。
物理主体の場合、特性おやこあいによりゴツゴツメットやさめはだなどが苦手。タイプ一致の物理技はほとんどが接触技である。
ASに振った場合の端数はHPに振れば実数値6n+1になり、ゴツメ×6を耐えるようになる。
最新世代の考察はこちらに、過去世代の考察はこちらに、ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
特性考察 [編集]
「おやこあい」について
- 1回攻撃の技が2回攻撃になる。ただし2撃目の子供の攻撃はダメージが半分になるため実質の倍率は1.5倍。
- 2回攻撃なので、相手の身代わり・きあいのタスキ・マルチスケイル・がんじょうに強い。
- 2回攻撃が直接攻撃の場合、ゴツゴツメット、さめはだ、てつのトゲはその分ダメージを2回受ける。
ほのおのからだ、せいでんき、どくのトゲ、メロメロボディ、ほうしの状態異常の判定も2回行われる。
ぬめぬめだと素早さが2段階ダウンとなる。 - 攻撃技の追加効果の判定も2回行われる(疑似てんのめぐみ)。
追加効果発生率は、岩雪崩やのしかかりなどは30%→51%に。冷凍ビームなどは10%→19%となる。
秘密の力は子の攻撃にのみ追加効果が発生する。 - 攻撃技の能力上昇の判定も2回行われる。グロウパンチであれば攻撃が2段階上昇する。
反面、アームハンマーだと、素早さが2段階ダウンとなる。 - 技の当たり判定は1回目で行われる。1回目の攻撃が当たれば2回目の攻撃も必ず当たり、
1回目の攻撃が外れれば2回目の攻撃も必ず外れる。 - カウンターやミラーコート(2倍反射技)は、2回目の0.5倍攻撃を反射するので1倍となり、被ダメージの2/3しか返せない。
メタルバースト(1.5倍反射)なら実質0.75倍の威力となり、被ダメージの半分しか返せない。 - 変化技には適用されない。
- ダブル・トリプルバトル時に敵複数に攻撃する(いわなだれなど)場合には適用されない。
ただしダブルでも敵残り1体なら適用される。 - 地球投げなどの固定ダメージ技の場合2回目のダメージ半減はない(地球投げで50×2で100ダメージ)。
カウンターも固定ダメージ技扱いで被ダメージの4倍を与える。(実質種族値の検算)HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 メガガルーラ 105 125 100 60 100 100 おやこあい補正 105 213 100 100 100 100 ※A252振り、C無振り 105 197 100 116 100 100 ※C252振り、A無振り
種族値換算する場合は性格は関係ないが一応計算結果を書いておく - 攻撃
無振り実値145
145*1.5=217.5 小数点以下切り捨てで217
種族値197の無振りで実値217
(197*2+31+0/4)*50/100+5=197+20=217
補正無し252振り実値177
177*1.5=265.5 小数点以下切り捨てで265
種族値213の252振りで実値265
(213*2+31+252/4)*50/100+5=213+52=265
補正あり252振り実値194
194*1.5=291
種族値213の252振り+補正で実値291
((213*2+31+252/4)*50/100+5)*1.1=265*1.1=291.5 小数点以下切り捨てで291
- 特攻
無振り実値80
80*1.5=120
種族値100の無振りで実値120
(100*2+31+0/4)*50/100+5=100+20=120
補正無し252振り実値112
112*1.5=168
種族値116の252振りで実値168
(116*2+31+252/4)*50/100+5=116+52=168
補正あり252振り実値123
123*1.5=184.5 小数点以下切り捨てで184
種族値116の補正あり252振りで実値184
((116*2+31+252/4)*50/100+5)*1.1=168*1.1=184.8 小数点以下切り捨てで184
メガシンカ前の特性について
- きもったま
- ノーマル格闘技が主軸な物理型で推奨。霊への交代読みでメガシンカせずに殴るという選択肢が生まれる。
例えばギルガルドへの交代を読んでグロウパンチ→メガシンカ地震で落とせる。
霊にもねこだましが通るという利点もある。 - はやおき
- 特殊型などノーマル格闘技を使用しない場合に推奨。ふみんほど安定しないが、眠りに対して少し強くなる。
メガシンカすると早起きが無効になるようので注意。1ターンで起きなかったらメガシンカせずに猫騙しや先制身代わりを使えば安全に2ターン目で起きられる。 - せいしんりょく
- 隠れ特性。ダブル、トリプルで推奨。
相手の猫騙しに縛られず行動できる。
技考察 [編集]
(優先度の低い技〈のしかかり・ドレインパンチ・かわらわり・じならし・かみなりパンチ・どろかけ・めざめるパワー草〉)
これらの技も限定的な状況下では有用性が認められるが、汎用性の面から優先度は低い。
専用の構築をする場合や、補完として採用する場合には活きてくるため、明確な採用理由をもって使いたい。
- のしかかり【ノーマル/威力85(127)/麻痺30%】
特性おやこあいで51%で麻痺を与えられる一致技。
メガガルーラを補完として採用する場合において、他の3技で補完として必要な要素を満たし、
かつ麻痺撒きができるとプラスに作用する構築において4番目の技として採用。
または一時期流行した小さくなるピクシーを想定しての採用となる。
アタッカーとして採用する型のメインウェポンとして採用するのは威力不足であり不適切。
- ドレインパンチ【かくとう/威力75/与ダメ1/2回復】
サイクルを回すなどの長期戦を見越した構築における延命措置や、バンギを見つつグロウパンチと合わせて受けループを崩す場合に採用。
トリプルにおいてはバンギラスへの打点を確保しつつ場持ちする技としての採用が見られる。教え技
- かわらわり【かくとう/威力75/壁破壊】
2倍抜群<等倍恩返し。ゴツメ等の接触ダメージも受ける。
バンギラスやカビゴンなどの重い特殊受けにはけたぐり(威力120)でよく、ハピナスやラッキーなどの軽い特殊受けには、ドレインパンチの方が優秀。壁構築メタとしても地球投げがある。
壁を張る機会が多いダブル以上の環境下では一考の余地がある。
- じならし【じめん/威力60/素早さ↓100%】
威力を期待するなら地震でよく、追加効果(素早さダウン)を狙うなら無効がない岩石封じでよい。
5割ひるみのいわなだれを搭載し、さらに素早さダウンを狙いたい時に採用する程度だが
根本的に地面タイプの技は役割破壊技なので、火力を重視するのがセオリー。
一方、全体を攻撃する点を活かし、ダブル・トリプルにおけるサポートとして使うなら凍える風にはない火力は優秀、検討できる。
- かみなりパンチ【でんき/威力75/麻痺10%】
2倍抜群<等倍恩返し。電気4倍もしくは電気抜群かつノーマル半減以下が仮想敵となるが、
環境にいるのはギャラドスとエアームドくらいである。
ギャラドスの場合はメガ化で2倍に落ちるので安定せず、エアームドには超低乱2となる。
ほのおのパンチにも言えるが交代際のグロウパンチから繋げばエアームドを突破できるためグロウパンチが一貫しやすくなるのは強み。
- どろかけ【じめん/威力20/命中↓100%】
親子愛により命中率が2段階下がる。これはメガガルーラにしかできない芸当。
メガガルーラ対策を格闘技に依存している相手に強く、
「きあいだま」や「とびひざげり」の命中を下げ強引に突破を狙える。
また交代を誘える点も優秀でステロなどと絡めても効果的。
味方の積みポケの布石としても使えたり、などメガガルーラをサポート役として採用する時には有用だが、
メガ枠を使ってまでサポート役に徹するのかは微妙。ORASリーグでは使用不可。
※クレセリア・エアームド・バルジーナに無効な点は不採用理由ではない。役割がサポートなので範囲の狭さは問題ではない。
- めざめるパワー草【草/威力60】
てんねんヌオーピンポイント対策。
(流行の推移 採用技トップ10)
ORASリーグシングル統計より、PGLシーズンごとの採用技トップ10。(あくまで参考程度に)
型考察 [編集]
メガガルーラ物理型 [編集]
特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり/やんちゃ/むじゃき/せっかち
努力値:HA252ベースS調整 or AS252残りHが基本
持ち物:ガルーラナイト
確定技:すてみタックルorおんがえしorひみつのちから
選択物理技:ふいうち/じしん/グロウパンチ/けたぐり/ねこだまし/いわなだれ/かみくだく/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/からげんき
選択特殊技:だいもんじorかえんほうしゃ/れいとうビーム
選択補助技:みがわり
物理技をメインに攻める型。役割破壊の特殊技も十分に強力。
AS252とHA252をベースにSの調整先や性格を選択する。
●AS振りのメリット...激戦区100族で優位を取るため。猫だまし(+捨て身)の場合、同族対決を制しやすくなる。
●HA振りのメリット...高耐久により打ち合いに有利。格闘タイプの一致格闘技の大半を耐えうるほか、ゴツメや捨て身反動のダメを耐えやすくなる。
グロパンorすてみタックル+不意打ちでガブリアスが落ちるほどの火力があるので、高速アタッカーでも止め辛い。
ノーマル技+グロパンor不意打ちor地震or猫だましのような型では、メガシンカしてしまうとメガシンカしていないゲンガー相手に詰む事に注意すること。
環境が煮詰まるにつれ、ゲンガーはメガガルーラの使用率を超えてきたため、純粋なこの型では安易な選出を気をつけたい。
グロウパンチ軸 [編集]
特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり
努力値:攻撃252・HPor素早さ252
持ち物:ガルーラナイト
確定技:グロウパンチ
優先技:すてみタックルorおんがえしorひみつのちから
選択攻撃技:じしん/ふいうち/かみくだく/いわなだれ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/ねこだまし
選択補助技:みがわり
グロウパンチは殴れる剣舞感覚で使え、鬼火やいかくにも強い。
元々グロパンを積んでいなくてもかなりの高火力だが、A+2のメガガルーラは物理受けでも止まりにくいほどの大火力。
今でもグロウパンチの採用率は高めで、恩恵を受ける物理技で固めるのがセオリー。
グロウパンチ+噛み砕くでもB特化クレセリアは低乱数。
構成例
①陽気 H4 A252 S252 すてみタックル/グロウパンチ/ふいうち/ねこだましなど
グロウ+捨て身orふいうちによる抜き性能+最速猫捨て身による同族対決を含めた高いタイマン性能を持つ型。
ただしゴーストの鬼火で詰む。
ねこだましの部分を冷凍パンチや地震など範囲を広げるものにするのも問題ないが、地震だとゲンガーが厳しい。
②意地っ張り H180 A212 S116 すてみタックル/グロウパンチ/ふいうち/じしんorれいとうパンチなど
203ガルーラと呼ばれる、主に後出しの物理受けを突破する型。
グロ捨て身によりクレセを落としつつ、高確率でゴツメ4回+捨て身の反動を耐え生き残ることができる。Sはメガ後最速ガッサ抜き。
ねこだまし軸 [編集]
特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり
努力値:攻撃252・HPor素早さ252
持ち物:ガルーラナイト
確定技:ねこだまし/すてみタックル(推奨)orおんがえしorひみつのちから
選択攻撃技:じしん/けたぐりorグロウパンチ/かみくだく/ふいうち/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/いわなだれ/からげんき
初手のねこだましにより安全にメガシンカができる点が優秀。
火力もゴウカザルのような紙耐久相手なら猫だましで乱2となるなど、馬鹿に出来ない。ステロ込みならファイアローも乱1。
サイクル戦になりやすいので、グロウパンチの優先度はやや低い。
A特化ねこだまし+すてみタックルの火力指数の高さは尋常ではなく
A特化252振りならば69840の火力が出る。これは無補正C252振りカイオーガの雨しおふきにおける火力指数(68175)を上回る。
H252ローブシンにも対面から勝てるようになる。
デメリットは、ノーマル技で2枠埋まるので、範囲が狭くなってしまう。
さらに格闘技を採用するとゴースト無効が3つとなることや、ゴツメを叩くと被ダメの割に与ダメが少ないことなど。
みがわり軸 [編集]
特性:きもったま → おやこあい
性格:ようき/いじっぱり
努力値:HAベース、S調整
持ち物:ガルーラナイト
確定技:みがわり
優先技:すてみタックルorおんがえしorひみつのちから
選択攻撃技:いわなだれ/じしんorけたぐり/グロウパンチ/かみくだく/ふいうち/ほのおパンチ/れいとうパンチ/からげんき
ガルーラ対策の低火力高耐久ポケモンを起点に身代わりを展開していく型。
身代わりを盾にグロウパンチが積みやすく、高耐久でも強引に突破できる道筋を作れる。
例えばクレセリアの電磁波やロトムの鬼火、ギルガルドのフォルムチェンジなどが狙い目。
残りの技3枠はPTとよく相談して組み立てる。
構成例
①意地っ張り H132 D20 S調整 残りA ひみつのちから/みがわり/グロウパンチ/ふいうちorじしんorれいとうパンチなど
C無振りのスイクンやクレセの攻撃を身代わりが耐えるように調整し、グロパン積みから突破を狙う型。
身代わりを使う以上ゴツメや反動が痛いので、すてみより秘密の力が優先される。積まないと火力が微妙な点に注意。
203ガルーラは後出し物理受け狩り、この型は対面での突破を目指す。
②意地っ張り H132 D20 S調整 残りA すてみタックル/みがわり/いわなだれ/ふいうち
上と同じくスイクンやクレセが仮想敵。岩雪崩が非接触かつ約5割の怯みがで強引に突破を狙う。すてみタックルを採用し、積まない展開でも本来の突破性能を維持できるのが優位点。
③意地っ張り HAベース すてみorひみつのちから/みがわり/じしん/ふいうち(orかみくだく)
基本型に身代わりを搭載したような型。
身代わり+不意打ちor地震でギルガルドに対して有利なジャンケンが展開できる。
先に作っておけばメガゲンにも強く出られる。
メガガルーラ特殊型 [編集]
特性:はやおき推奨 → おやこあい
性格:むじゃき/せっかち/おくびょう/ひかえめ
努力値:CSベースで調整
持ち物:ガルーラナイト
選択特殊技:だいもんじ/れいとうビーム/10まんボルト/シャドーボール/めざめるパワー草
選択物理技:けたぐり/ふいうち/ちきゅうなげ
変化技:みがわり/どくどく
ゴツメ、鬼火、いかくに強く、役割破壊がメインの特殊型。
当然ながら、単純な火力・突破力では物理型に劣る。
物理型だと思って出てくる受けポケモンに応じて技を選ぶ
シャドーボール ⇒ ノーマル格闘無効のゴースト全般・クレセリア・ヤドランなどに。
だいもんじ ⇒ ギルガルド・エアームド・ナットレイなどの鋼や、パンプジンにも。
れいとうビーム ⇒ ガブリアス・ランドロス・バルジーナなどに。
けたぐり ⇒ バンギラス・カビゴン・マンムー・ヒードラン・相手のガルーラなどに。
みがわり・どくどく ⇒ 時間はかかるが汎用性が高い対耐久用の技。
ちきゅうなげ ⇒ こちらも汎用性が高い対耐久用の技。問答無用でHP100削る。どくどくよりも遂行速度が早く、壁やアンコールにも強いが、出てきやすいゴーストに無効な点に注意。
※ただしちきゅうなげはORASレート対戦では使用不可
【ダブル・トリプル】ガルーラ:サポート型 [編集]
特性:きもったま/せいしんりょく
性格:ようき/わんぱく
努力値:HP252 素早さ252or耐久252
持ち物:だっしゅつボタン/ヨプのみ/きあいのタスキ/おうじゃのしるし
確定技:ねこだまし
選択技:各種攻撃技/こごえるかぜ/なげつける
まもる/てだすけ/かなしばり/ほえる/しんぴのまもり/いばる/どくどく/にらみつける/みがわり
メガシンカを捨てサポートに徹する型。肝っ玉と猫騙しの両立、または精神力と猫騙しの両立が魅力。
前者はガルーラのみ、後者は他にコジョンド・エビワラー・ニューラしか両立できない。
猫騙し以外のサポート技はやや物足りないが耐久面の数値が高く、こご風で素早さ操作ができ、
見せ合いの時点で相手にメガガルーラ対策を強いる選出縛り性能と、
何よりも相手にメガシンカするポケモンを絞らせない利点がある。
この型を使った並びとしては滅びの歌持ちメガゲンガーと組み合わせたガルゲン滅びが有名。
草食滅びマリルリ、霊獣ランドロス、モロバレルなどのスタンに多いポケモンを構築に組み込み、
構築全体でガルーラがメガシンカするスタンパのように見せ、滅びを決めていく。
猫・守ると、影踏み無効の霊を飛ばし滅びの歌を通す吠える、行動制限をかける金縛りがよく採用される。
持ち物はテラキオンに怯えずにエルフーンに猫騙しができるヨプのみ。
耐久振りする場合、メガガルーラの耐久ラインが非常にメタられていることに留意。
H振りの耐久力(212-100-100/指数21200)はメガガルーラのH4振り(181-120-120/指数21700)とほぼ同値、
HBDに振り分けた場合の耐久力(212-122-122)はメガガルーラのH252振り(212-120-120)とほぼ同値である。
相性考察 [編集]
一致弱点を突かれる格闘タイプを上から潰せるファイアローや、
格闘の相手をできて、三日月の舞で回復できるクレセリアとの相性が良い。
対ガルーラ [編集]
- 注意すべき点
高い耐久力と特性おやこあい由来の高火力に、猫騙し・不意討ちによる対面性能の高さ、
グロウパンチによる崩し性能の高さ、岩雪崩による誤魔化し性能の高さが加わる。
物理受けで後出しから受け切ることは理論上不可能。
鬼火による対策は空元気・みがわり・特殊攻撃技(・地球投げ)には無力で、接触攻撃技に対しゴツゴツメットで蓄積を入れ別のポケモンで縛るという対策は秘密の力・特殊攻撃技に対しては無力となる。縛ること自体も、グロウパンチ+不意討ちにより容易ではない。
- 対策方法
すべての型を1匹で対処することは理論上不可能であり、複数のポケモンで対策するのが一般的。
基本的には、メガガルーラを後出しから削るポケモンと、メガガルーラに先手を取れるポケモンの組み合わせ。
メガガルーラを削りさえすれば、先手を取れるポケモンで倒すことができる。先手を取れるポケモンは構築に複数入れておく。
また、見せ合いでメガガルーラの選出を抑制することも重要。特定の構成のメガガルーラであれば対応できるポケモンを多く用意し、どの構成のメガガルーラであっても選出されにくいようにする。
(ゴツゴツメット)
接触攻撃技を受ければメガガルーラのHPを約1/3削ることが可能。
特性おやこあいの2回行動の性質を逆手に取れる。
「てつのトゲ」や「さめはだ」を合わせれば、HPを約1/2以上削れる(具体的にはHPの58%)。
接触技を読んで、受け出しするだけでHPを強制的に半分以上も削れる為、接触技の抑制にもなる。
●ガブリアス...氷技と岩石封じに注意。ナットレイと違い先手を取れるのでふいうちがなければ遂行できる。ふいうちがあっても相討ちに持ち込める。
●ナットレイ...炎技に注意。ガブリアスと違い主力のタイプ一致ノーマル技を半減でき、耐久よりな種族値で被ダメージはナットレイの方が抑えられる。
接触技にはゴツメ。非接触技(地震)には「飛行/浮遊」で無効化できる耐久ポケモンを使う。
●エアームド...10万ボルト・大文字に注意。
●バルジーナ...10万ボルト・冷凍ビーム・みがどくに注意。
●クレセリア...みがわり・どくどくに注意。また、グロウパンチを入れられた場合はそこから岩雪崩の怯みを挟んですてみタックルで無理矢理突破されるケースもある。
グロウパンチ(攻撃2段階アップ)も兼ねて対策したいなら「天然持ち」
●ヌオー...弱点も突かれにくいが、どくどくからの怯み狙いに注意。
●ピクシー…ヌオーと違い、ちいさくなるを積めるがのしかかりに注意。
(ゴーストポケモンで対処する)
ゴーストポケモンで対処する。
ノーマルタイプは耐性がほぼないので、一回引っ込めてさせてしまえば、
死に出し以外には出てくる機会がさほどなく、流しに徹するのも手。
その点で、ノーマル技と格闘技を無効化できるゴーストタイプは優秀で、
さらに+αの耐性持ちで対処する。 ただし、進化前の「きもったま」には一応注意。
●ゲンガー...ノーマル・格闘・地震・どくどく無効。みちづれが身代わりを貫通するので最低限の仕事はこなす。
悪技を持っていてもみがしばで封じられる。ガルーラが地震を持っていなければ、メガシンカして完封できる。
ただし基本的に技スペがきびしいのと、こちらのゴースト技も無効な点に注意。
●ブルンゲル...ノーマル・格闘無効。役割破壊の大文字・冷B・冷Pも半減する。
かみくだくで確2だが、自己再生連打の呪われボディ発動で強引に封じられる(親子愛で呪われ判定も2回)。
鬼火込みならかみくだくも受けきれる。鬼火自己再生でふいうちも空かせる。
10万ボルトもガルーラ程度の特殊値なら、自己再生連打で呪われボディで封じられる。
●デスカーン...高物理耐久&ミイラによる接触技(かみくだくや冷凍パンチ)の抑制ができる。
ただし身代わりされると打点が乏しい。
●パンプジン...高物理耐久&地震に耐性がある。小サイズなら先に鬼火を入れられる。
ただし大文字、冷凍ビーム、かみくだくには注意。
●ヤミラミ...悪戯心で先に鬼火や挑発を入れられる。特殊型には鬼火瞑想自己再生。
ただし鬼火を外すと特化地震で確2。
●ミカルゲ...特性「すりぬけ」でみがわりを貫通して鬼火や攻撃技を入れられる。ヤミラミより耐久値が高い。
●フワライド...ノーマル技・格闘技・地震無効。ふいうちガルなら起点に「ちいさくなる」を積める。
ただし岩技や氷技には注意。
●ギルガルド...キングシールドがあるので接触技を抑制できる。鉢巻きか風船か弱点保険が有力。
シールドフォルムで地震を耐えて、弱点保険発動して、聖剣で倒せる。
ただし岩雪崩の怯みからの地震・大文字、身代わりには注意。
●サマヨール...下述スキルスワップ項目で説明。
(スキルスワップ)
スキルスワップ
強さの根源である「親子愛」を単純に駆除する(いえき・なやみのタネ・なかまづくりも可)。
スキスワなら「親子愛」を自分の特性にでき、己も強化できる。
またメガガルーラとタッグを組んでいる率の高いファイアローの「疾風の翼」も駆除できる点も評価。
●サマヨール…親子愛で地球投げやナイトヘッドでほとんどのポケモンを確二にする攻撃性能を得る。
●フーディン@襷...襷で確実にスキスワでき、さらに親子愛気合い玉で倒せる。
襷は親子愛には弱いが、フーディンの素早さなら先制スキスワできるので、襷を貫通されにくい。
ガルーラが不意打ちを打ってきたなら、襷温存ノーダメージでスキスワが決まる。
(おにび・いかく)
おにび・いかく
物理技の威力を下げて危険度を下げる。
安定するのはガルーラより速く行動できるゴーストによるおにび。
ガルーラより遅いと噛み砕かれたり身代わりされるので、
ガルーラより素早いポケモンでするか、いたずらこころでするのがセオリー。
当然ながら威嚇ポケモンにゴツメを持たせても良い。
もちろん「マヒ」もこちらの攻撃回数を確保できる為、普通に効果的ではある。
<注意点>
●おにびのターンでグロパンを打たれると攻撃ダウンが相殺される。
●いかくポケモンが出てくるターンにグロパン打たれると相殺どころか+1。
●特殊型には効果が薄い。
(上から確1を取れるアタッカー)
・道具による火力補強なしでH振りメガガルーラ(H212-B120-D120)を先制確1にできるポケモンを記載。
コジョンドの とびひざげり
バシャーモの ばかぢから/とびひざげり ※特性かそくで先手確保,みがわり注意
メガバシャーモの ばかぢから/とびひざげり/けたぐり/きあいだま ※特性かそくで先手確保。みがわり注意。
メガルカリオの インファイト/きあいだま(適応力)
・「いのちのたま」でメガガルーラ(H212-B120-D120)を先制確1にできるポケモン
ルチャブルの とびひざげり
テラキオンの インファイト
ゴウカザルの インファイト/きあいだま
化身ランドロスの きあいだま(力尽く)
アイアントの ばかぢから(張り切り)
・「こだわりハチマキ」「こだわりメガネ」でメガガルーラ(H212-B120-D120)を先制確1にできるポケモン
霊獣ボルトロスの きあいだま
コバルオンの インファイト/きあいだま
ビリジオンの インファイト/きあいだま
・「こだわりスカーフ」でメガガルーラ(H212-B120-D120)を先制確1にできるポケモン
ルカリオ、サワムラー、エルレイド、ヘラクロス、チャーレム、バシャーモ、キノガッサ、エンブオー
サーナイトの きあいだま(親子愛)※特性トレースで親子愛をトレース
下記の計算にはトレ天のダメ計算機を使用。
ガルーラ側が理想個体値、努力値H252 B0 D0の場合
- 一致120格闘技(インファ・馬鹿力・気合玉・鉄拳アムハン)
- 一致130格闘技(跳び膝)
- 不一致120格闘技(インファ・馬鹿力・気合玉)
- 他一致等倍技
ガルーラ側が理想個体値、努力値H4 B0 D0の場合
- 一致120格闘技(インファ・馬鹿力・気合玉・鉄拳アムハン)
- 不一致120格闘技(インファ・馬鹿力・気合玉)
過去コメントログ
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
第5世代
第3〜第4世代
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
その他 [編集]
技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|
うたう | - | 55 | ノーマル | 変化 | 15 | XD |
あくび | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | ポケセンニューヨーク配布(2004) |
ねがいごと | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | ポケセンニューヨーク配布(2004) |
遺伝 [編集]
タマゴグループ | 怪獣 | |
---|---|---|
孵化歩数 | 5120歩 | |
性別 | ♀のみ | |
成長タイプ | レベル^3 |
遺伝経路 [編集]
カウンター | ドーブル(ス)⇒サイホーン(卵)ミズゴロウ(卵) | |
---|---|---|
すてみタックル | フシギダネ(L27)、カラカラ(L43)、ミズゴロウ(卵)など | |
がむしゃら | カラカラ(L41)、ミズゴロウ(L46)、ゴニョニョ(卵)など | |
アームハンマー | ラグラージ(L69)、サイドン(L42)、ドーブル(ス)⇒ゴニョニョ(卵) | |
きあいパンチ | ズルッグ(L49)⇒ヒトカゲ(卵) | |
さわぐ | ゴニョニョ(L5) | |
ともえなげ | ドーブル(ス)⇒ゴニョニョ(卵) |