クロバット [編集]
No.169 タイプ:どく/ひこう 通常特性:せいしんりょく(怯まない) 隠れ特性:すりぬけ(リフレクター・光の壁・神秘の守り・白い霧・身代わりを無視して攻撃できる) 体重 :75.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
唯一の「どく×ひこう」の複合タイプを持つポケモン。
高い素早さから、みがわり貫通でブレイブバード、必中毒々、催眠術などで強い圧力をかけることができる。
1/4が3つに無効が1つという元々優秀な耐性にフェアリーへの優位性が追加され、さらに毒の価値も相対的に上がっているので
第五世代と比べてとんぼがえりを用いたサイクル戦がよりやりやすくなっているのも追い風。
ブレイブバードと催眠術を両立できるようになり、草や格闘を後出しから対処しやすくなった。
必中の毒々と併せて、これまでいかりの前歯で誤魔化すしかなかった耐久ポケ相手にかなり有利に立ち回れるようになった。
さらにぼうじんゴーグルを持たせることでキノガッサやビビヨンなどの身代わり催眠にも強く出られる。
ファイアローが席巻する現環境では水ロトムやバンギラス等のファイアローメタに狩られやすく、
またメガフーディンやメガライボルト等に抜かれるので一応注意。
トゲキッスなどと同じくHP252振りは実数値192(16×n)となるので非推奨。
ORASにて教え技が復活し、新規タマゴ技や隠れ特性との両立が可能となった。
最新世代の考察はこちらに、過去世代の考察はこちらに、ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
特性考察 [編集]
- せいしんりょく
猫騙しの怯みを無効化できるので、主にダブル・トリプルでの採用が多い。
クロバット自体ファストガードや追い風等これらのバトルで有用な技を覚えるので適性は高い。
- すりぬけ
シングルでは主にこちら。身代わりを貫通できるので受けループにかなり強くなれる。
アタッカーでも光の壁・リフレクターを無視できるので有用。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
物理汎用型 [編集]
特性:すりぬけ
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/あおぞらプレート/ぼうじんゴーグル
確定技:ブレイブバード
攻撃技:いかりのまえば/とんぼがえり/ねっぷう/クロスポイズン
補助技:おいかぜ/どくどく/あやしいひかり/みがわり/ちょうはつ/いやなおと/くろいきり/さいみんじゅつ/はねやすめ
攻撃は平凡だが優秀な一致技を持ち、種族値故に上から複数回殴りやすいので案外火力が出せる。
飛行技しかまともな火力の技がないのが欠点だが、飛行のみで等倍範囲はそこそこ広く、
苦手な相手もとんぼがえりやいかりの前歯である程度誤魔化せる。
技スペースには余裕があるのでPTと相談して補助技を組み込もう。
今作からさいみんじゅつとブレイブバードが両立可能に。
黒い霧はS上昇系の積み技に押し負ける。
鈍いとかS上昇系以外の後出しだったら霧の方が使えた。
クロスポイズンは反動がないこと以外あまりメリットがない。
どうしても電気相手にトドメを刺したい、一撃入れたい、フェアリーに役割を持つなら。
持ち物にゴツゴツメットはどうだろう。仮想敵は紙耐久インファイト使い。
大抵その手の連中は襷かスカーフ持ちだから、インファイト読み交換で完璧に受けた上で、
襷型は襷を潰しスカーフ型は交換を強要できる。
C下降補正でも熱風は普通にあり。
交代で出てきたナットレイやハッサムをブレバor前歯→熱風で安全に倒せる。
タイマンだとやや厳しいが。
持ち物に防塵ゴーグル追加。
すりぬけと合わせてキノガッサ・ビビヨンの催眠身代わりハメを後出しで潰せる上に、
メガフシギバナにも強気に後出しできるようになる。
ただしガッサは岩石封じを撃ってくる可能性があるので出すタイミングだけ注意が必要。
こだわりハチマキ型 [編集]
特性:すりぬけ
性格:ようきorいじっぱり
努力値:A252 S252をベースに調整
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:ブレイブバード
優先技:とんぼがえり
選択攻撃技:クロスポイズン/はがねのつばさ/かみつく/いかりのまえば
選択補助技:ねごと/どくどく
サポート色の強いイメージを利用し、高い素早さとハチマキの高火力で奇襲する。
ハチマキとは言え、技の威力の関係上ブレイブバード以外の技は控えめな火力。
飛行技の高い一貫性が基軸の型のため、岩や電気、鋼タイプの処理はクロバット以外に任せたい。
いじっぱりの場合、252振りで実値182となり、ぴったり最速115族に抜かれてしまう。
だが、メガルカリオ、ゲンガーやテラキオンなど、メジャーなポケモンは割と抜けるので、
火力を重視する際には選択肢となる。
わるだくみ特殊型 [編集]
特性:せいしんりょくorすりぬけ
性格:おくびょう
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:ぼうじんゴーグル/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:わるだくみ
選択技:ヘドロばくだん/ねっぷう/あくのはどう/エアスラッシュ/ギガドレイン/めざめるパワー/いかりのまえば/とんぼがえり
補助技:ちょうはつ/どくどく/おいかぜ/はねやすめ/さいみんじゅつ
主に草・虫1/4という耐性を活かし、草・虫タイプを起点に悪だくみを積んで攻撃する型。
ぼうじんゴーグルを持つことで粉を起点に安心して積むことができる。
いのちのたまとたつじんのおびは火力補強できるが催眠に弱くなる。
そのままでは火力がないのでわるだくみは確定。
物理型の差別点は、どくどく無効を活かして物理受けを起点にすることができるという点か。
技選択としては草・虫への遂行技であるエアスラッシュ、フェアリー意識のヘドロばくだん、鋼意識のねっぷう、
火力ごまかし用のいかりのまえばなどが有力か。
いかりのまえばを持たせておけば積める機会がなくても腐りにくくなる。
わるだくみ以外の補助技は攻撃範囲が狭まるため入れるスペースが厳しいが一応候補に入れておく。
サポート型 [編集]
特性:すりぬけ
性格:ようき
努力値:HP252 素早さ252 をベースに調整
持ち物:ラムのみ/オボンのみ/くろいヘドロ/半減のきのみ/しめったいわなど
優先攻撃技:ブレイブバードorアクロバット
選択攻撃技:とんぼがえり/どろぼう/ねっぷう/いかりのまえば
選択補助技:ちょうはつ/おいかぜ/どくどく/さいみんじゅつ/みがわり/まもる/くろいきり/あまごい/にほんばれ
豊富な補助技と高い素早さを活かし、相手の妨害や後続のサポートに徹する型。
基本的には先発or交代出しから先制で各種補助技を使い、
役目を終えたらとんぼがえりで交代orブレバイブバードで特攻、というのが主な役割となる。
挑発されると身動きが取れなくなるので攻撃技は最低1つ欲しいが、素早さ全振りであれば先に挑発することも可能。
おいかぜを持たせるならば、だっしゅつボタンも候補に入る。
この場合、半減のわざに出して後続を無償で登場させるという使い方も可能。
スカーフ持ちを考えないのであれば、S調整はオンバーン抜きがラインか
最速にしても同速の130族は相性で苦手、その下に居るアローは特性でどちらにしろ抜けない
マニューラにも一発入れるぐらいしかできないのでオンバーンを抜いておけば十分と言える
ゴツメアローに挑発を入れるぐらいしかアローを抜く理由はない
また、ラム(もしくは防塵ゴーグル)を持ちブレバを採用する際は
Aをブレバで特化メガバナ確2調整にしておくと後出しから立ち回りやすい
ちなみにAも調整した場合の努力値はS204、A164(残りH140)となる
レッドカード前歯型 [編集]
特性:せいしんりょく
性格:ようき
努力値:素早さ252 HP244or228 残りで耐久調整
持ち物:レッドカード
確定技:いかりのまえば/ちょうはつ
優先技:ブレイブバードorアクロバット
選択技(ブレイブバード採用の場合):どろぼう/ねっぷう/おいかぜ/にほんばれ/あまごい
選択技(アクロバット採用の場合):とんぼがえり/ねっぷう/さいみんじゅつ/どくどく
先発前提。先制怒りの前歯とレッドカードで相手2匹のHPを半分削り、相手パーティの弱体化を狙う型。
先発が変化技を使用しそうなら挑発で強制的に攻撃させ、レッドカードを発動させる。
レッドカード発動後、先発に戻してきた場合も残る1/4のHPを飛行技で狩り、2匹目に怒りの前歯を入れられる。
また、特性「精神力」によりレッドカードが発動してしまう猫騙しを誘いにくい。
↑全然そんなことはない。クロバ=ジュエルorハチマキorレドカみたいな風潮だったから、ジュエルの封印とハチマキファイアローの台頭で先発クロバはほぼレドカだと思われているらしく、先発で起用すると猫だまし持ちは普通に打ってくる。
↑そうでなくてもすりぬけが優秀なので精神力を採用しているクロバは少ないと思われているのだろう
この型にしてもレドカ発動後に使う技を考えるとすりぬけのほうが使い勝手がよく、
上から殴られることが少ない上に猫騙しでレドカが発動してしまう以上、精神力にする必要性がない
【ダブル】サポート基本型 [編集]
特性:せいしんりょく
性格:ようきorおくびょう
努力値:H252 S252をベースに調整
持ち物:くろいヘドロ/あおぞらプレート/だっしゅつボタン/メンタルハーブ/など
優先技:ブレイブバード/いかりのまえば/おいかぜ/ちょうはつ/はねやすめ
選択攻撃技:クロスポイズン/とんぼがえり
選択補助技:まもる/あまごい/にほんばれ/どくどく
特性精神力によりねこだましで怯まない、高い素早さからの多様な補助技など、
ダブルで必要なサポート性能、能力(特に追い風パ)は十分に備わっている。
クロバにねこだま撃つ奴なんていないんだからすりぬけも候補に入るのでは?
神秘の守り貫通でどくどく入れられるし。
↑入らない。精神力+追い風は、(スカーフ)いわなだれを打たれても怯まずにS操作できるというメリットもあるから、猫騙しだけを考えている訳では無いんだよね。S操作技を雪崩で邪魔されるってのはダブルでのよくある負け筋。それを防げるメリットを捨てて、神秘の守り貫通してどくどくを入れるというよくわからない。方を取るのも謎。
対クロバット [編集]
- 注意すべき点
圧倒的な素早さと、豊富な補助技と恵まれた耐性。
過小評価されがちだが、アタッカーとしても補助型としても優秀で、型も多い。
毒が効かず、ふきとばし、挑発、みがわり貫通の必中どくどくが使えるため、耐久型に対しても強い。
特性はシングルではすりぬけが多く、ダブルやトリプルではせいしんりょくが主流。
持ち物は拘り鉢巻、黒いヘドロ、ラムのみ、メンタルハーブが多い。レッドカードはシングルのみ。
- 対策方法
麻痺させればほぼ機能停止する。ダブルやトリプルならトリックルームや追い風も有効。
補助型なら挑発も有効だが上から押さえ付けることは難しく、いたずらごころやスカーフでの対処が必要。
耐久は意外とあり、スカーフで上から一撃で倒したい場合は控えめサーナイトのサイキネ程度の火力が要る。
怒りの前歯を持ってる可能性も高いが、アタッカー型は岩や鋼タイプに対して有効打がない場合が多い。
一致技を半減以下に抑え、毒も前歯も無効のギルガルドに対しては、催眠術持ち以外ほぼ何もできない。
幸い先発で出てくることが多いため、対処が可能なポケモンを対面させることは楽だろう。
ゴルバット [編集]
No.42 タイプ:どく/ひこう 通常特性:せいしんりょく(怯まない) 隠れ特性:すりぬけ(リフレクター・光の壁・神秘の守り・白い霧・身代わりを無視して攻撃できる) 体重 :55.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | |
クロバット | 85 | 90 | 80 | 70 | 80 | 130 |
ゴルバット@きせき | 75 | 80 | 115 | 65 | 122 | 90 |
型考察 [編集]
しんかのきせき毒羽型 [編集]
特性:すりぬけ
性格:ようきorおくびょうorしんちょうorおだやかorずぶといorわんぱく
努力値:HP252 防御or特防252をベースに素早さ調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:どくどく/はねやすめ
優先技:ちょうはつ
攻撃技:とんぼがえり/ねっぷう/エアスラッシュ/ヘドロばくだん/めざめるパワー
毒々+羽休めで粘る型。
耐久型としては微妙に物足りない耐久だが、特性すりぬけと必中どくどくによって、小さくなる身代わり戦法には滅法強い。
自身が毒にならないため耐久型同士の対戦にも強め。
ポリゴン2?の冷凍ビームやウォッシュロトムの10万ボルトなど、先制羽休めによって受けられるようになる技も少なくないので、電磁波やトリックルームを止める挑発は優先度が高い。
素早さ調整は、耐久型としては速めなのがアイデンティティの一つであるため、仮想敵によってはかなり振ってもいい。
挑発を搭載するなら、最速バンギラス抜きや最速ギャラドス抜きにすることで起点回避を兼ねられる。
対ゴルバット [編集]
- 注意すべき点
しんかのきせきによる硬さとクロバット同様の恵まれた耐性、すりぬけ&必中どくどく&速めの挑発。
みがわりを貫通して挑発してくるため、みがわりを盾に積んだり補助技を使うポケモンは注意が必要。
- 対策方法
耐久自体はやや物足りないので、特化眼鏡or鉢巻クラスのアタッカーは等倍でも受けきれない場合がほとんど。
自身の耐久を強化してくることはまず無く、鬼火も覚えないので高火力で押し潰すのは難しくない。
また多くのきせき持ち同様、はたきおとすが有効。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
No. | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第5世代 | ||||||||
技88 | ついばむ | 60 | 100 | ひこう | 物理 | 20 | ||
第4世代まで | ||||||||
技19 | ギガドレイン | 75 | 100 | くさ | 特殊 | 10 | タマゴ/教え | |
技49 | よこどり | - | - | あく | 変化 | 10 | 教え | |
技58 | こらえる | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | ||
技78 | ゆうわく | - | 100 | ノーマル | 変化 | 20 | ||
技83 | しぜんのめぐみ | - | 100 | ノーマル | 物理 | 15 | ||
秘05 | きりばらい | - | - | ひこう | 変化 | 15 | タマゴ |
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | 飛行 | |||||
孵化歩数 | 3840歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2048歩) | |||||
性別 | ♂:♀=1:1 | |||||
進化条件 | ズバットL22→ゴルバットなつき→クロバット |
遺伝経路 [編集]
でんこうせっか | :ポッポ(L13)/カモネギ(卵)/ドードー(L5)/スバメ(L8)/キャモメ(L24)/ムックル(L5)/マメパト(L11)/アーケン(L1) | |
おいうち | :オニスズメ(L13)/ドードー(L19)/ヤミカラス(L5)/キャモメ(L34) | |
だましうち | :ヤミカラス(L35) | |
かぜおこし | :ポッポ(L9)/マメパト(L1)/コロモリ(L8)/シンボラー(L1) | |
ふきとばし | :ポッポ(L17)/ホーホー(卵)/エアームド(卵)/ムックル(L21)/シンボラー(L14)/ワシボン(L55)/オンバット(L40) | |
のろい | :ドーブル→カモネギ(卵) | |
わるだくみ | :ドンカラス(L35)/トゲチック(卵)/ペラップ(卵) | |
さいみんじゅつ | :ホーホー(L9)/マメパト(卵)/シンボラー(L4) | |
しねんのずつき | :ホーホー(L37)/ネイティ(卵) | |
ブレイブバード | :カモネギ(L55)/ドードー(卵)/エアームド(卵)/ムックル(L37)/コアルヒー(L41)/ワシボン(L59)/ファイアロー(L1) | |
ギガドレイン | :教え技 | |
はがねのつばさ | :エアームド(L34) | |
きりばらい | :コアルヒー(L6)/ワシボン(L32) | |
ベノムトラップ | :ドーブル→コロモリ(卵) |