グラードン [編集]
No.383 タイプ:じめん 特性:ひでり(天候が晴になる) 体重:950.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120) ・ゲンシグラードン タイプ:じめん/ほのお 特性 :おわりのだいち(戦闘に出ている間、天候が「ひざしがとてもつよい」になる) 体重 :999.7kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
グラードン | じめん | ゲンシグラードン | じめん/ほのお | ||
ばつぐん(4倍) | --- | ばつぐん(4倍) | みず | ||
ばつぐん(2倍) | みず/くさ/こおり | ばつぐん(2倍) | じめん | ||
いまひとつ(1/2) | どく/いわ | いまひとつ(1/2) | どく/むし/はがね/ほのお/フェアリー | ||
いまひとつ(1/4) | --- | いまひとつ(1/4) | --- | ||
こうかなし | でんき | こうかなし | でんき |
※特性「おわりのだいち」の効果で「ひざしがとてもつよい」により、みず無効。
天候変化特性を持つ禁止級ポケモン。攻撃種族値150から放つ地震は強力。
カイオーガと違いひでりとタイプがミスマッチで、グラードンを中心に晴れパというのは厳しい。
どちらかというと相手の天候を打ち消す使い方になるが、天候特性が5ターン固定になったので
その目的での使用もまれか。弱点の水技を等倍に抑えられる、くらいに考えておいてもいいだろう。
ORASにてゲンシカイキを果たし大幅に強化された。
●ほのおタイプが追加され、晴れ補正+タイプ一致で炎技が撃てる。
●ほのおタイプが追加され、弱点の草・氷の耐性を得て、弱点が減った。
●ほのおタイプなので火傷無効。じめんタイプなので電磁波無効。
●特性「おわりのだいち」によって、4倍弱点の水が無効。=究極の水受け性能。
能力は特攻が大きく伸び、元々の長所である攻撃と防御も更に強力になった。
今作から追加された専用技「だんがいのつるぎ」は威力120命中85の地面技で味方を巻き込まないで相手全体を攻撃できる。
伝説戦は基本的にダブルなので恩恵は大きい。
特性を含めると、みず・でんき・ほのお・どく・むし・はがね・フェアリーと7つのタイプに耐性があり、
弱点タイプはじめんのみ。さらに自身のタイプにより、鬼火と電磁波が無効になる。
特に水無効により絶大なる水受け性能を得た。
水ロトムに対しては非常に高い受け性能を持つ。
上記の通り、鬼火と電気技をタイプで、水技を特性で無効化でき、トリックも効かない。
ただし、こちらの地震も浮遊で無効。炎技も半減。壁貼りサポート型なら遂行を許す上、
いたみわけで強引に削られることもあるので、過信は禁物。
特性考察 [編集]
- おわりのだいちについて
- ひざしがとてもつよい状態の仕様
・特性「おわりのだいち」を持つポケモンが場に居る間だけ発動し続ける。「ひでり」と違い永続だが、退場すると即座に天候は元に戻る。
・「ひざしがつよい」と同じ効果を全体に与え、さらにみずタイプの「攻撃技」が無効になる。
・特性「はじまりのうみ」「デルタストリーム」を除き天候の上書きは不可能。同時に場に出た場合は遅い方の天候になる。
・天候なので、「エアロック」「ノーてんき」の適用中は効果が無くなる。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
ゲンシグラードン【ORAS】 [編集]
基本型 [編集]
性格:いじっぱり/ゆうかん/ようき
努力値:攻撃252 HP252or特攻特防素早さ調整(防御より特防優先)
持ち物:べにいろのたま
確定技:だんがいのつるぎorじしん/オーバーヒートorだいもんじorかえんほうしゃorほのおのパンチ
選択攻撃技:ストーンエッジ/アームハンマー/ドラゴンクロー/ソーラービーム
選択補助技:つるぎのまい/ビルドアップ/でんじは/ステルスロック/ほえる
最遅なら、最遅ゲンシカイオーガ対面で50%で強い雨にされる以外は、ほぼ確実に1発耐える。
ただし地面が弱点になったことでゲンシグラードンミラー戦では不利になる点には注意。
ドラゴンクローはラティや乱気流下のメガレックウザへの有効打になる。タイプの関係上鋼やフェアリータイプはまず出てこないので一貫性も高い。威力はだんがいのつるぎの半分以下だが。
特殊型 [編集]
性格:おくびょう/ひかえめ/れいせい
努力値:特攻252 HP252or攻撃素早さ調整
持ち物:べにいろのたま
確定技:ふんかorだいもんじ(両立可)/だいちのちから
選択攻撃技:ソーラービーム/きあいだま/10まんボルト/りゅうのはどう/だんがいのつるぎ
選択補助技:ロックカット/ふるいたてる/じこあんじ/ステルスロック/みがわり/まもる/どくどく
ゲンシグラードンになることで、150となるCを活かす型。
A180をほぼ切り捨てることになるので種族値に無駄があるように思えるが、
地面技の火力は物理と比べて物足りないが、天候補正で強化された高火力炎技を撃てたり、広範囲の攻撃技で苦しめたり、物理型とは違った強さを見せる。
↑上の物理型でも、オバヒの高火力の炎技は撃てる。技範囲もほぼ同じ。
ソラビも撃ちたい相手がほぼおらず。きあいだまも命中悪いし、地震と範囲がややかぶる。
特性で水タイプ無効、地面タイプ付随ということで炎技を通しやすくなる。ソーラービームは水へ遂行技として優秀だが禁止級で撃ちたい相手は通常グラードンとカイオーガくらいなのでそこまで優先度は高くない。
GSルールでは相手のゲンシグラードンに強く出れるということ等もあり、そこそこ採用されている。ゲンシカイオーガへの対抗手段に乏しいのが難点。
地面技の威力がやや弱いことや、物理技も欲しい場合はだんがいのつるぎが採用されることも。
ロッカ型 [編集]
性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252 素早さ252or耐久調整
持ち物:べにいろのたま
確定技:ロックカット/じしんorだんがいのつるぎ
優先攻撃技:ストーンエッジorいわなだれ
選択攻撃技:オーバーヒートorほのおのパンチ/アームハンマー/シャドークロー/ドラゴンクロー/ソーラービーム
選択補助技:つるぎのまい/ビルドアップ
禁止伝説戦で通りのいい地面技を有効活用する型。
ロックカットをすることで、相手のほとんどのポケモンの上を取ることができる。
伝説戦ではじめん・いわを両方半減できるポケモンはいないため、補完として岩技が優秀だが、
パーティの苦手なポケモンを想定して技を入れかえるのも悪くはない。
鬼火と電磁波が無効になので、火力も速さも失いにくく、アタッカーとしてかなり優秀。
上手くサポートしてやれば、伝説戦でも全抜きは夢ではないだろう。
素早さについてだが、あまりにSに振らなさすぎるとロックカットしてスカーフ持ちすら抜けないという状況になりうる。
ある程度はSに振ったほうがいいのは明白だ。あとゲンシグラードンの場合、
HとBは十分すぎるので、耐久調整する場合はDから入った方がいいケースがままある。
グラードン [編集]
アタッカー型 [編集]
性格:いじっぱり/ゆうかん/ようき
努力値:攻撃252 特防252orHP252or素早さ252(ようき時)
持ち物:ラムのみ/こだわりハチマキ/いのちのたま/くろいてっきゅう
確定技:じしんorだんがいのつるぎ(ORAS)
選択技攻撃:ストーンエッジ/アームハンマー/ほのおのパンチ/シャドークロー
選択補助技:つるぎのまい/ビルドアップ/でんじは/ステルスロック/ほえる
普通のアタッカー型。
鉄球を持たせてトリパでの運用も可。
電磁波ステロ型 [編集]
特性:ひでり
性格:いじっぱりorわんぱくorしんちょうorようき
努力値;H252をベースにBDS調整 またはAS、HS
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし/きあいのタスキ など
確定技:じしんorだんがいのつるぎ/ステルスロック/でんじは
選択攻撃技:ストーンエッジorいわなだれ/アームハンマー/ほのおのパンチ
選択補助技:ほえる
ステロと電磁波を搭載してサポートに特化した型。主に先発で出て行く事になる。伝説戦でのグラードンの人気型の一つ。ほえるを搭載して剣舞アルセウスなどの抜きエースサポートとしての運用も可能。
やっている事は電磁波ステロバンギと変わらないが、攻撃力と耐久力と素早さではこちらが上回る。Aにまったく振らなくても中々の火力を持つため、腐りにくい。
確実性を増すためにきあいのタスキを持たせるのも可。カイオーガにも強気に出られる。
相性考察 [編集]
ゼルネアスとはとても相性がよい。
ゲンシグラードンがゼルネアスの弱点である毒と鋼を半減し(ついでにフェアリーも)、
グラードンは攻守ともに物理に強く、ジオコンで特殊方面に強くでられるゼルネアスと、
役割分担も完璧である。
ダブルなら、おわりのだいちにより、ホウオウとの相性もまずまず。
本来一貫する水技を無効化でき、ホウオウの炎技も強化できる。
対グラードン [編集]
- 注意すべき点
じめん・いわ・ほのお等、様々なタイプの攻撃技を習得し、積み技を複数持つなど攻撃性能に優れる。
ゲンシカイキをすることで4倍弱点となる水タイプも特性によりカバーでき、攻防ともに優れたポケモンとなる。
弱点を突こうにも地面タイプの技は物理技が多く防御が高いので不一致では耐えられてしまう。
また、存外型が多く、搦め手も得意である。
- 対策方法
ゲンシカイキするものとして対策しておいた方がよい。特殊耐久は低めなので特殊技で攻めたい。
具体的な対策>
●メガレックウザ
...ゲンシカイキ型の最も良好な対策はメガレックウザ。天候を乱気流にし、さらに4倍弱点である水技を使える。こちらの方がSも高く、持ち物まで持てる。ゲンシグラードンのメインの地炎草に耐性があり、岩も乱気流なら等倍。
●ゲンシグラードン
...天候上書きの関係上、最遅が基本だが、そこを逆手にとり、ミラー意識でS調整し、一致地面技で攻める。
●ゲンシカイオーガ+かげふみ
...伝説戦はダブルな場合が多く、ゲンシカイオーガとかげふみポケモンを同時に後出しし、天候上書きで逃げられなくし、4倍水で攻める。メガレックウザでも同じことができる。
●高火力特殊技
ゲンシグラードンより素早い高火力特殊アタッカーで縛る。
C特化パルキアのメガネ流星群や、C特化ホワイトキュレムの珠流星群でH252ゲンシグラードンを確1にできる。
●いえき・なやみのタネ・ノーてんき
強さの根源である特性「おわりのだいち」を対処する。
当然、特性がなくなれば引いて、再び出てくるだけなので、その1ターンで場作りもできるポケモンが適任。
スキルスワップだとこちらが引かないと天候は継続なので、やや不向き。
相手が通常グラードンの場合は、電磁波ステロ型も意識したい。その場合、恐らくエースとなるポケモンがいるだろうから、そちらへの対策に重点を置きたい。
グラードンが自ら殴ってくる場合は、積み技を使わせないような状況にすることが大切。特殊方面の方が弱いので特殊技で叩きたい。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
No. | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第5世代 | ||||||||
技83 | ふるいたてる | - | - | ノーマル | 変化 | 30 | ||
第4世代まで | ||||||||
技23 | アイアンテール | 100 | 75 | はがね | 物理 | 15 | 教え | |
技34 | でんげきは | 60 | - | でんき | 特殊 | 20 | 教え | |
技58 | こらえる | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | ||
技59 | りゅうのはどう | 85 | 100 | ドラゴン | 特殊 | 10 | 教え | |
技76 | ステルスロック | - | - | いわ | 変化 | 20 | 教え | |
技83 | しぜんのめぐみ | - | 100 | ノーマル | 物理 | 15 |