フーディン [編集]
No.065 タイプ:エスパー 通常特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態異常になる) せいしんりょく(怯まない) 隠れ特性:マジックガード(攻撃以外ではダメージを受けない) 体重 :48.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60) ・メガフーディン タイプ:エスパー 特性 :トレース(相手と同じ特性になる) 体重 :48.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
典型的な高速低耐久アタッカー。今作からDが95に上昇した。
メガフーディンにメガシンカすると、特性がトレースになる。
メガシンカすると素早さが150となりメガプテラと同速で、メガミュウツーYよりも早くメガシンカ勢の中では最速。
特攻値もメガミュウツーやメガレックウザ等の禁止級を除き、トップクラスの値に。
しばらくはフーディンで戦い、タイミングを見計らって強特性をトレースする、といった戦法も可能。
またダブルバトルやトリプルバトルでは高いSからのスキルスワップによる様々な応用が可能。
特殊火力に特化している分、物理面は極めて貧相。先制技のふいうち・かげうちで致命傷を受ける。
特に持ち物を制限されるメガシンカだとこの弱みがモロに露呈するため、素早さに反して迂闊には動けない。
ふいうち、特にガルーラに対して出落ちしない為にも、みがわりやかなしばり等、何らかの補助技を1つは欲しい。
ただこれを逆手にとって相手の攻撃を釣りタスキで耐える戦法も十分アリ。対悪のサブ技マジカルシャイン・きあいだまも活躍するだろう。
↑身代わりだと親子愛2発目でも大ダメージ受けるからガルーラ想定するなら守るのほうがいいんじゃない?
クチートが相手なら身代わりでいい。
また、メガシンカして特殊が大幅に上昇するとは言え基本的な技威力に乏しいので思ったほど火力が出ないのが難点。過信は禁物。
どれほど振れば誰を倒せるのかをきちんと計算しておくことが重要になる。
行動封じ型は記録wikiにあります。
最新世代の考察はこちらに、過去世代の考察はこちらに、ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
特性考察 [編集]
メガフーディンの場合でも、メガシンカ前はどの特性がよいかは考えておきたい。
- マジックガード
- 隠れ特性。通常のフーディンならきあいのタスキ・アンコールとの組合せが光る。
メガフーディンでも、バンギラスに守る+かなしばりを仕掛ける・鬼火を交換で受けてアンコール等、様々なシチュエーションでメガシンカを保留でき、耐久調整が崩されにくくなる。
どちらの場合でも最有力。
- シンクロ
- 毒と火傷は元々無効タイプがあったが、第6世代から電気タイプが麻痺しなくなったのが痛い。
すぐにメガシンカすることを前提とすれば、状態異常にかかった瞬間だけ発動するこの特性は一応相性がよいと言える。
メガフーディンをより攻撃的に使いたい場合は一考の余地あり。
通常のフーディンの場合、タスキ保護ができないのが痛すぎる。
- せいしんりょく
- ひるみは相手に先制されない限り発動しないので、素早さが高いフーディンがひるむことは非常に少ない。
スカーフトゲキッスのエアスラとねこだましに対して強くなる。メガではないフーディンの耐久力では、ねこだましですら
HPを半分ほど持っていかれてしまう上、タスキを破壊されるので対策する意義はある。ただしアンコールがあればせいしんりょくでなくてもねこだましには強くなれる。
そして、やはりマジックガードの方が汎用性が高い。
- トレース
- メガフーディンの特性。メガシンカを保留することにより、発動タイミングをある程度変えられる。
メガシンカしたターンに交代された場合、交代先の特性をトレースする。特性にはミラーで役立つものも多いため、この挙動は地味に有効に働く。
貰い火等の特定タイプ無効特性(ただし浮遊持ちに関しては地面技をメインにするポケモンが少ないので注意)・威嚇・加速・影踏み(仕様により交代可能)・マルチスケイル・天然・悪戯心・変幻自在等、トレースによって優位に立てる相手は意外と多い。メガフーディンの採用理由ともなり得る。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 追加効果 | 備考 | |
サイコキネシス | 超 | 90 | 100 | 特防↓10% | メインウェポン。 | |
サイコショック | 超 | 80 | 100 | 火力不足。明確な仮想敵が存在するなら。 | ||
きあいだま | 闘 | 120 | 70 | 特防↓10% | エスパー技と相性のよいサブウェポン。命中不安。 | |
マジカルシャイン | 妖 | 80 | 100 | 全体攻撃 | 苦手な悪に。竜対策も兼ねる。きあいだまと違って命中安定。 気合玉を削り、シャインを入れるとバンギラス・キリキザンが厳しい。 | |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 水ロトムに。 | |
くさむすび | 草 | 〜120 | 100 | スイクンやカバルドンに。 | ||
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | メタグロスやギルガルドに。 | |
めざめるパワー | -- | 60 | 100 | 威力は下がったものの、まだ撃つ機会は存在する。 |
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
性格:おくびょう
特性:マジックガード
努力値:特攻252 素早さ252 HP4
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ
確定技:サイコキネシスorサイコショック
選択攻撃技:きあいだま/シャドーボール/マジカルシャイン/くさむすびorエナジーボール/めざめるパワー(氷/炎)
選択補助技:アンコール/かなしばり/まもる/みがわり/トリック
素早さ120を活かして戦うアタッカー型。
特攻種族値は高いが、技の威力が低いので単純に殴るだけでなく、アンコール、めいそう、金縛りなどでトリッキーに動きたい。
特にマジックガード+アンコールは相手を縛る絶好のチャンスとなりうる。
アンコールやかなしばりは性質上「相手が一度行動する」ことが前提であるため、
竜の舞や蝶の舞といった素早さを上げる積み技を後攻で使われ、
かつそれによって素早さが逆転し攻撃技を撃たれた場合に倒されたり耐えても積み技で縛れなかったり、
先制技持ちの場合(例えばハッサムなど積み技もある場合)はこちらが動く前に使われてしまうこともある点は注意。
ただ、その場合でも無傷の状態で襷なら縛った技によっては後続へのサポートになりうる。
メガネは確定数向上・受けポケへの拘りトリック・終盤の全抜きに。
メガフーディン型 [編集]
性格:ひかえめorおくびょう
特性:(マジックガード/シンクロ)→トレース
努力値:CSベースで耐久調整
確定技:サイコキネシスorサイコショック
選択攻撃技:きあいだま/シャドーボール/マジカルシャイン/くさむすびorエナジーボール/めざめるパワー(氷/炎)
選択補助技:アンコール/かなしばり/まもる/みがわり/ちょうはつ/バリアー/めいそう/じこさいせい
数値上はアタッカーとしての性能が向上しているように見えるが、実際は防御・素早さの上昇が重要。
耐久無振りだとA182ガブリアスの地震で50%で倒れる等、かなり心もとない。努力値配分は仮想敵に合わせて柔軟に調整するとよい。
特攻・素早さは充分に高いので、無理に極振りする必要もない。
以下調整例
(能力調整目安)
能力調整目安
- <特攻>
195(臆病無振り)
無振りガブリアスがサイコキネシスでぎりぎり確定2発。
H207ヌオーは余裕で確定2発。てんねんをトレースした場合はたくわえるも無効。
H167ギルガルド(ブレード)がシャドーボールで確定1発(守るや挑発でブレードを叩けるなら有効)。
H157オボン持ちウォッシュロトム、H204D102オボン持ちマリルリをエナジーボールで確定2発。
H207オボン持ちスイクンをエナジーボールで確定3発。
通常のアタッカー相手なら火力不足には感じにくいが、オボン持ちにはサイコキネシスを2発耐えられやすいのが難点。
213(臆病140振り)
無振りトゲキッスがサイコキネシスで確定2発
無振りメガギャラドスがマジカルシャインで確定2発。
素早さに極振りしてスカーフキッス・龍舞1積みギャラドスを上から叩く場合に有効。
214(控え目無振り・臆病148振り):無振りガブリアスがめざめるパワー(氷)で確定1発。
217(控え目20振り・臆病172振り):H197D127ヒードランをサイコキネシス+きあいだまで確殺。
224(控え目振り68振り・臆病228振り):H207D136オボン持ちスイクンをサイコキネシスで高乱数3発(99%)。
239(控え目180振り)
H157ロトムがオボン込みでサイコキネシスで高乱数2発(急所込みで97.37%)。
無振りメガガルーラをきあいだまで高乱数1発。
H207メガバンギラス(砂嵐)をきあいだまで確定1発。
249(控え目全振り)
H202D151メガギャラドスがマジカルシャインで確定2発。
H187メガフシギバナがサイコキネシスで中乱数1発(75%)。
H192トゲキッスがサイコキネシスで高乱数2発(93%)。
- <HP・防御(=物理耐久)>
HP131・防御94(H4・B68振り):A182ガブリアスのじしんを確定耐え。最低でもこれぐらいの耐久がなければ安心して運用できない。
H137・防御107(H52・B172振り):A182ガブリアスのげきりんを確定耐え。
H138・防御111(H64・B204振り):A161パルシェンのつららばりを確定耐え(急所に1発当たったと仮定)。
H143・防御113(H100・B220振り):A200ガブリアスのげきりんを確定耐え。
H150・防御111(H156・B204振り):A161パルシェンのつららばりを確定耐え(急所に2発当たったと仮定)。
HP149・防御116(H148・B244振り)
A146ファイアローの鉢巻きブレイブバードが高乱数2発(93%)。
A200マンムーのじしん+氷の礫をあついしぼうをトレース込みで耐える。
A197ランク-1(威嚇をトレース)霊獣ランドロスのじしんを96%で2発耐え。
A170ギルガルドのランク+2かげうちが中乱数2発(62%)。
性格がおくびょうであれば素早さは最速130族抜きを維持できる。
- <HP・特防(=特殊耐久)>
特防は性格補正なし4振り(=実数値116)を前提とし、以下にはHPの値のみを記載する。
130(無振り):C172ヒートロトムのオーバーヒートを確定耐え。
136(44振り):C172FCロトムのメガネ10まんボルトを確定耐え。
139(68振り):無振りスイクンのねっとうを初撃でやけどしても2発耐え。
142(92振り):C187メガライボルトのオーバーヒートを能力下降込みで2発耐え(ひらいしんをトレースした場合に打たれる)。
143(100振り):C149メガネオンバーンのぼうふうを確定耐え。
149(142振り):C167ちからずくランドロスの命の珠大地の力を確定耐え。
162(全振り):C172トゲキッスのマジカルシャインが高乱数3発(99%)。
- <素早さ>
180(控え目76振り):最速111族(=無補正S252ファイアロー抜き)抜き。目的があって高火力・高耐久を実現する場合の本当にギリギリの妥協点。メガシンカターンの素早さが準速100族を下回るなど、汎用性は大きく落ちる。
202(ひかえめ全振り・おくびょう108振り):最速130族抜き+1となり、スカーフやランク補正を考慮しないなら充分な数値。ただし、おくびょうの場合はメガシンカターンにようきガブリアスと同速になるため(実数値169)、さらに+1してもよい。
206(臆病140振り):フーディンでライボルト・メガフーディンでメガライボルト抜き。
222(おくびょう全振り):過剰な数値に見えるが、ランク+1の最速ギャラドスやスカーフ持ち80族まで上から叩ける独自のメリットを持つ。
対フーディン [編集]
- 注意すべき点
典型的な紙耐久高速アタッカーで、エスパー技+きあいだまで範囲も十分。
さらに補助技も豊富に揃っており、高い素早さから繰り出されるアンコールをはじめ、かなしばり・挑発・めいそう・バリアー・じこさいせい・スキルスワップ等の全ての技に対応するのは難しい。
- 対策方法
先制技が有効。ただし、ふいうち及びねこだましはアンコールに注意。
きあいだま以外の技が軒並み威力不足なので、メガフーディンでもオボンやチョッキ持ちであれば正面から殴りあっても大体勝てる。
補助技は個別に警戒するよりも、電磁波・スカーフ・積み技などで先攻を取る方が安定した対策になる。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | 人型 | |
孵化歩数 | 5120歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2560歩) | |
性別 | ♂:♀=3:1 |