キノガッサ [編集]
No.286 タイプ:くさ/かくとう 通常特性:ほうし(接触技を受けた際に各10%の確率で相手を毒、麻痺、眠り状態のどれかにする) ポイズンヒール(どく状態の時に毎ターンHPを1/8回復する) 隠れ特性:テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる)※キノココの時の特性は「はやあし」 体重 :39.2kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
命中率100%の催眠技キノコのほうしに、高い攻撃力とテクニシャン補正付き先制攻撃技、
ポイズンヒールによるハメ戦術と、多数の勝ち筋を生めるポケモンとして第五世代で猛威を振るった。
今作では大きく弱体化された。
- 草タイプ・特性ぼうじん・ぼうじんゴーグル持ちにキノコのほうし無効化。
- 音技や特性すりぬけにより身代わりを貫通して攻撃できるようになった。
- ローキックの威力変更によりテクニシャン対象外に。
- 格闘に強いフェアリータイプの登場。
- 交代時に眠りターンがリセットされなくなった。
また、環境的には以下がマイナス要素として挙がる
- 先制で飛行技を撃てる「はやてのつばさ」の登場とファイアローの流行。
- こちらからの有効打はなくぼうじんゴーグルを持たれると何も出来なくなるギルガルドの登場。
- 役割対象であった砂パ・雨パの弱体化による採用機会そのものの減少。
一方でがんせきふうじの強化というプラス要素も。
PGLシーズン10統計より、現環境のキノガッサの持ち物は7割強がきあいのタスキ。
特性テクニシャン(89.0%)、ポイズンヒール(11.0%)。
技構成はタネマシンガン(90.1%)、がんせきふうじ(89.2%)、マッハパンチ(87.7%)、キノコのほうし(84.9%)
次点でばかぢから(14.0%)につき、以上の技構成が圧倒的多数である。
最新世代の考察はこちらに、過去世代の考察はこちらに、ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
技候補 [編集]
テクニシャン型 [編集]
性格:いじっぱり/ようき
特性:テクニシャン
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま
確定技:マッハパンチ/タネマシンガン/がんせきふうじ/キノコのほうし
PGLの統計により、8割方がこの構成である。持ち物も技もこれで確定と言って良い。
終盤のフィニッシャーが可能なアタッカー。相手の胞子読み行動の裏をかき交代先に負荷をかけていく。
ローキックがテクニシャン補正から外れたものの、岩石封じの強化の恩恵が受けられる。
催眠無効手段が増加した今作の方が活きやすいが、新たに呼ぶようになった草への打点も考慮したい。
キノコのほうしとつるぎのまいを採用すると、眠らせてからの剣舞→マッハパンチで強引に勝ち筋を残せる。
ポイズンヒール型 [編集]
性格:ようき
特性:ポイズンヒール
努力値:素早さ252 HP調整
持ち物:どくどくだま
確定技:ローキックorがんせきふうじ(両立も考慮)/みがわり/キノコのほうし
選択技:タネばくだん/ドレインパンチ/きあいパンチ/からげんき/ビルドアップ
毎ターン最大HPの1/8回復するポイズンヒールと身代わりを合わせ、
先制胞子→身代わりを繰り返し、身代わりが残ったら攻めに転じる嵌め型。
キノコのほうし無効化手段と身代わり貫通手段の増加により大幅弱化し、この型の採用率自体も大きく低下した。
5thまではローキックが確定技だったが、6thでは岩石封じの命中・威力が強化されこちらの採用もあり。
ローキックと違って無効タイプ無しかつ非接触なのが強い。
- ローキック
- 命中安定。素の威力が97と高いがゴーストタイプに無効化される。接触技。
- がんせきふうじ
- 命中が少々不安定で威力は60しかないが、無効タイプがなくゴーストタイプもハメることができる。非接触技。
空元気って誰に打つの? そりゃ威力が出るのはわかるけど、格闘・岩技と範囲被りすぎじゃない?
「○○の身代わりを確定で壊せる」とか「○○を交代読みで処理できる」とかがあるなら書いてほしいな。
↑仮想敵を定めて確定数等確認するのは役割破壊のサブウェポンの義務であって、
最大火力が出るってことはそれだけで採用理由になる。
あえて説明するならローキックを使う場合の高火力技の選択肢。
元から岩と組ませる技じゃないし、ゴーストは切って戦うこと想定だから
そこを除いて格闘とは範囲被るどころか最高クラスの相性補完になる。
スカーフ型 [編集]
特性:テクニシャン
性格:ようき(推奨)/いじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:タネマシンガン
優先技:ばかぢから
選択攻撃技:マッハパンチ/ストーンエッジorがんせきふうじ/おんがえし
選択補助技:キノコのほうし/やどりぎのタネ/どくどく
中速高火力を活かすためスカーフを持たせる型。
ようきの際は最速130族まで抜くことができる。いじっぱりの場合は最速115族と同速。
選択技解説
- ばかぢから
- 連打しにくいものの、A130属の一致120技は強力。
マシンガンより安定して高火力がだせるため、できる限り採用したほうが良い。 - マッハパンチ
- スカーフによって素早さが確保されているため、通常型ほど優先度は高くない。
ただ、テクニ先制技はスカーフを持っていても非常に便利で、欲しい場面は割と多い。 - ストーンエッジ
- 言わずもがな格闘と相性のいいサブウェポン。命中不安なものの火力がある。
- がんせきふうじ
- 命中は安定だが火力が落ちる。追加効果により後続のサポートにもなりうる。
- おんがえし
- 等倍範囲が広いため、苦手な相手にどうしても打点が欲しいなら採用される。
- キノコのほうし
- 苦手な相手でもスカーフにより先制で撃つことができる。眠らせた後はさっさと交換、後続の無償降臨を狙う。
- やどりぎのタネ/どくどく
- 呼ぶ強力な物理受けに対して交換読みで撃っていく。高耐久相手にはキノコのほうしより有効な場合がある。
(クレセリアに対しては共にほうしよりも有効、やどりぎはポイヒグライに対してかなりの負荷となる、など)
ハイブリッド型 [編集]
性格:いじっぱり
特性:テクニシャン
努力値:攻撃252 素早さ調整 余り耐久
持ち物:たべのこし
確定技:マッハパンチ/タネマシンガン/みがわり/キノコのほうし
自分より遅いポケモンへの嵌め性能を残しつつ、マッハパンチによる縛り性能を両立した型。
対雨・対砂を役割に上記の両立が必要なパーティに補完として採用される。
対キノガッサ [編集]
- 注意すべき点
キノコの胞子による縛り性能に加え、ポイヒ型の嵌めとテクニ型の高い抜き性能を想定しなければならない。
圧倒的有利なファイアローでも襷からの岩石封じによる切り返しがあり得るので無傷な状態での相手は安定しない。
- 対策方法
同じ草タイプならば、キノコのほうしを封じることが出来る。
とくにキノガッサのタイプ一致技を両方とも半減以下で受けられるフシギバナやオーロット、パンプジン、ナッシーなどが特に有効。
特性ぼうじんのポケモンや、キノガッサの弱点を付けるポケモンにぼうじんゴーグルを持たせるのも有効。
ギルガルドに防塵ゴーグルを持たせると、耐性によって封殺できる。
65%以上がタスキ持ちなので、出てくるのは先発か死に出しに限られることが多い。
先発に有利なポケモンを置き、そのまま釘付けにできると被害が少ない。
また先にステロを撒いてタスキを潰してしまえば、キノガッサより速いアタッカーで楽に倒せる。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
※キノコのほうし習得前にキノココをキノガッサに進化させると、キノコのほうしを覚えられなくなるので注意!
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
その他 [編集]
遺伝 [編集]
遺伝経路 [編集]
うそなき | レベル技: | クチート・マイナン・ペロリーム系統 | |
あまえる | レベル技: | トゲチック・グランブル系統・エネコ・プラスル・パチリス・モンメン・フレフワン系統・デデンネ | |
てだすけ | レベル技: | マリルリ系統・プラスル・マイナン・チェリム・タブンネ・モンメン | |
自力習得: | (ORAS教え技) | ||
なやみのタネ | 自力習得: | キノココレベル技 | |
自力習得: | (ORAS教え技) | ||
めざましビンタ | レベル技: | ピッピ・プリン・エネコ | |
タネばくだん | 自力習得: | レベル技 | |
自力習得: | (ORAS教え技) | ||
タネマシンガン | レベル技: | タマタマ・ワタッコ系統・キマワリ | |
きあいパンチ | レベル技: | ヤルキモノorズルズキン系統→ブルー→キノココ | |
自力習得: | (ORAS教え技) | ||
しぜんのめぐみ | レベル技: | ナゾノクサ・クサイハナ・タマタマ・モジャンボ系統・メガニウム系統・キマワリ系統・ハスボー・トロピウス | |
ドレインパンチ | レベル技: | ドーブル | |
自力習得: | (ORAS教え技) |