ビリジオン [編集]
No.640 タイプ:くさ/かくとう 特性:せいぎのこころ(悪タイプの攻撃技を受けると攻撃が1段階上がる) 体重:200kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
第五世代イッシュ地方で登場した格闘3伝説の一角。
準伝説ポケモンで唯一の草タイプだが、ねむりごなややどりきのたねといった草タイプ特有の補助技は一切覚えない、ゴリ押しタイプのポケモン。
しかし、その割りには火力不足で強化アイテムを持って弱点をついても一撃で倒せないこともあり突破力はない。
このため優秀な補助技を覚え上手く立ち回れる同タイプのキノガッサ、ブリガロンと比べるとイマイチ器用貧乏な印象。差別化点は特殊耐久と素早さに優れている所。
弱点が多く、攻撃力もそこまで高くないが、草と格闘を両立して上から殴れる点が貴重で、環境や仮想敵によってはメタとして良い働きをする。
その反面防御種族値が低く弱点を付かれると一撃、そうでなくてもHPの半分以上はダメージを受けてしまう。
六世代環境はかなり向かい風が強い。
メジャーなフェアリータイプとはほぼ相性が悪く、H252マリルリでも陽気珠リーフブレードが中乱1。
粉技無効という長所も得たが、催眠使いとも相性が悪い傾向にある。
まためざめるパワーの弱体化によって、対ガブリアス性能は低下してしまった。
更に、ファイアローの流行によってかなり動きづらい面がある。
上記の通り補助技を覚えないこともあり非常に厳しい。
それでも水ロトムに強い点は変わらず、XYで台頭してきたメガガルーラを上から一致弱点で叩けるのはビリジオンの大きな強み。
元々得手不得手がハッキリ分かれるポケモンなので、パーティー単位でどう補完するかが今後の課題になるだろう。
技候補 [編集]
補助技 | タイプ | 備考 | |
つるぎのまい | 無 | 足りない火力を補える。舞えるタイミングは多い。 | |
めいそう | 超 | 高い素早さから先制して火力と耐久力を増強することができる。 | |
ちょうはつ | 無 | 相手の補助技封じに。 | |
みがわり | 無 | リスク軽減、状態異常対策などに。 | |
ひかりのかべ | 超 | 高い素早さで安定して貼れる。後続の補助などに。 | |
リフレクター | 超 | 同上。自身の低い物理耐久も補える。 | |
どくどく | 毒 | 相手の耐久型などに。 |
物理型 [編集]
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/とつげきチョッキ/ラムのみ/たつじんのおび/オボンのみ
確定技:リーフブレード/インファイトorせいなるつるぎ
優先技:ストーンエッジ
選択技:シザークロス/でんこうせっか/つるぎのまい/みがわり/ちょうはつ
一致技で直接殴る型。決定力不足になりがちなので、出来れば持ち物での補強を行いたい。
ストーンエッジがあることで、闘草では何もできない飛行・虫と炎を刺せる。高い素早さにより縛り能力が高いため、補完を推奨。
弱点はそれなりだがメジャー所のタイプに対する耐性をもっている。
2倍不一致特殊技(冷凍ビーム、火炎放射等)ならば、耐久無振りでも一撃は余裕で耐えることができる。
両壁サポート型 [編集]
性格:ようき
努力値:素早さ252 HP調整 余り防御
持ち物:ひかりのねんど
確定技:リフレクター/ひかりのかべ/インファイト
選択技:リーフブレード/ストーンエッジ/ほえる/ちょうはつ
ファイアローに縛られてしまう点だけはどうしようもないものの、メガガルーラに強い貴重な壁張り要員。
第五世代に比べて不利なラティオスが減ったことも追い風。
メガガルーラに対しては対面において強い流し性能を持つものの、
居座られるとA252振りインファイトでも道具補正なしに確1で落とすことができないので留意。
また、自主退場技がない。
対ビリジオン [編集]
- 注意すべき点
S108という駿足からの一致格闘技、一致草技で強い相手にとことん強いという特徴を持つ。
特防も高く、めざめるパワーで4倍を突いても一撃で倒すのは難しい。
- 対策方法
物理耐久は低く、飛行4倍なのでファイアローをはじめとした、物理主体の飛行タイプを入れておくだけで選出を縛る事ができる。
ただストーンエッジを覚えていることが多いので交代受けの際は注意。
アタッカー型が相手ならギルガルドやフシギバナなどの高耐久で草闘岩が通らないポケモンでも受けられる。
特にギルガルドにはめざパ以外で通る技が無いので安定する。
参考までに、C248振りビリジオン@命の球のめざめるパワー(炎)でH252シールドギルガルドにやっと乱数3発(22.6%)
懸念事項は勿論対メガガルーラ及び対水ロトム性能。相手の手持ちにビリジオンがいる場合は選出を避けるか、対策を立てておこう。