フシギバナ [編集]
No.003 タイプ:くさ/どく 通常特性:しんりょく(HPが最大HPの1/3以下の時、草タイプの技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:ようりょくそ(天気が「ひざしがつよい」の時に素早さが2倍になる) 体重 :100.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80) ・メガフシギバナ タイプ:くさ/どく 特性 :あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) 体重 :155.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
フシギバナ | くさ/どく | メガフシギバナ | くさ/どく(あついしぼう適用) | |
ばつぐん(4倍) | --- | ばつぐん(4倍) | --- | |
ばつぐん(2倍) | ほのお/こおり/ひこう/エスパー | ばつぐん(2倍) | ひこう/エスパー | |
いまひとつ(1/2) | みず/でんき/かくとう/フェアリー | いまひとつ(1/2) | みず/でんき/かくとう/フェアリー | |
いまひとつ(1/4) | くさ | いまひとつ(1/4) | くさ | |
こうかなし | --- | こうかなし | --- |
初代御三家の1匹。種族値は平均的で特別高い能力はない。
素の状態のフシギバナの耐久は過信できるほど高くはなく、不一致弱点を耐えられる程度。
そのためメガシンカしない状態で等倍相手に受け出しをすると意外にダメージを食らってしまう場合も多く、運用には注意が必要。
多くの変化技を覚えるため、耐久やサポートよりの型が多いが、最低限の攻撃技も覚えるためアタッカーも可能。
前回までの役割に加えて、今作で登場したフェアリータイプやメガシンカによる相性逆転により活躍の幅が大きく広がったが、
ねむりの仕様が変更されたため、催眠ほえるの戦法は弱体化した。
メガシンカをすると素早さ以外の能力が全体的に上がり、特性「あついしぼう」により弱点も2つ減るため、実質的に耐久型の上位互換となる。
炎技や氷技をサブウェポンにしている電気や水に対して今まで以上に優位に立つことができる。
ただし、黒いヘドロを持てないので回復ソースは乏しい。
メガシンカしなくても十分に戦えるスペックはあるので、そのままで戦うことも視野に入れておこう。
今作で猛威を振るっているマリルリや水ロトムに役割が持て、鬼火も大して刺さらない。
また、ORASリーグで再び流行り始めたキノガッサ・スイクンに対してめっぽう強い。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
メガフシギバナ [編集]
特 性:ようりょくそ→あついしぼう
持ち物:フシギバナイト
HPが少なくなる頃にはメガシンカしているので「しんりょく」の発動機会はほぼない。
「ようりょくそ」なら、メガリザードンYとかち合った時に上から眠り粉を入れられる利点がある。
特殊主体型 [編集]
性格:ひかえめ/ずぶとい/おだやか
努力値:素早さ調整 HP252 余り特攻or防御or特防
確定技:ヘドロばくだん/ギガドレインorエナジーボール
選択攻撃技:めざめるパワー(炎/地/氷)/じしん/リーフストーム/はたきおとす
選択変化技:こうごうせい/ねむりごな/やどりぎのタネ/ほえる/どくどく/みがわり/あまえる
HBベースだとローブシン、キノガッサ、マリルリなどの対策として、
HDベースだと特殊水・特殊電対策として機能する。氷技が通らないのが非常に大きい。
HCベースは潰し速度・ギガドレの回復量重視し、黒いヘドロが持てないデメリットをカバーする。
こだわりトリックで対策されない点も利点。
- 努力値調整
- 対マリルリを理由に採用するならば、どうしても満たしたい耐久ラインがない限り、
後出しからマリルリを処理できるよう最速マリルリ抜きと腹太鼓使用後のHP75%マリルリを1発で落とす火力を確保する。
特に素早さで抜かれると陽気ASすてみタックル搭載マリルリの腹太鼓→捨て身タックルで後出しから処理できず逆に落とされ、
攻撃ランク+6マリルリが残るのでほぼ負けに直結する。
陽気最速マリルリは環境にほぼいないので仮想敵として切ってもいいが、上記リスクは覚悟のこと。
その場合でも同じ理由で環境にいる準速マリルリは抜くこと。努力値20(SUになる炎なら24)で抜ける。
- 175-108-143-191-140-113 (控えめ 156-0-0-252-0-100 振り)
最速マリルリ抜き、特攻特化、余りHP - 187-108-168-152-141-113 (図太い 252-0-76-76-4-100)
最速マリルリ抜き、ヘドロばくだんでH204D100マリルリに75%超・H207D100チョッキマリルリ確2、HP全振り、余り防御、端数特防
やどりぎ守る型を防御特化で使ってみたがなかなか良い。
飛行、エスパー相手で無ければギガドレ半減相手ですら大体せり勝てる。
守るに合わせて交換や積み技をされると危険なのと、攻撃技が2枠になるのが欠点。
とりあえず技候補に追加しておく。
吠える/光合成/ギガドレ/ヘド爆構成、C178ヌメルゴンの眼鏡竜の波動2耐え調整余りBで両受けにしたが、
ギルガルド,ドラン,メガクチート,メガルカリオ,ブリガロン等々技範囲的に苦手な多くの相手が
光合成と両受け配分によりメガフシギバナを突破できないので、ステロ撒いとけば吠えるで昆布可能。
物理主体型 [編集]
性格:いじっぱり/しんちょう/わんぱく/ゆうかん/なまいき/のんき
努力値:HP252 攻撃252or特防252or防御252
確定技:じしん
優先技:のろいorつるぎのまい
選択攻撃技:ヘドロばくだん/はなふぶきorパワーウィップ/はたきおとす
選択変化技:こうごうせい/ねむりごな/やどりぎのタネ/ほえる
特殊型では見ることが難しい、瞑想ライコウ、ヒードラン、ギルガルド、
メガクチート、メガフシギバナ、バンギラス、メガルカリオなどへのメタとなる。
これらのポケモンでメガフシギバナを見ようとするパーティは半壊する。
その為、選出の段階で、上記のポケモンを選出しやすいようにしてパーティを組むと良い。
一方でヘド爆か草技を切ることになりがちなため、特殊型で見ることができる一部の相手が見られなくなる。
フシギバナ [編集]
ヘドロ耐久型 [編集]
性格:ずぶとい/おだやか/おくびょう
特性:ようりょくそ/しんりょく
努力値:防御252or特防252 素早さ調整or252 HP16n+調整
持ち物:くろいヘドロ
推奨技:ギガドレイン/やどりぎのタネ/みがわり
選択攻撃技:めざめるパワー(炎)/ヘドロばくだん/パワーウィップ
選択変化技:ねむりごな/ひかりのかべ/こうごうせい/あまえる/まもる/どくどく
現状ヘドロ持ちって初見バレしないのが利点で、トリックも飛んでこないから技が縛られることなくHP回復させながら戦える。
どくどくは毒タイプ必中になったのと催眠弱体化したのとで候補に追加してみたけど、75%催眠が強いのは相変わらずだし、優先度は低そう。
特殊型 [編集]
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:特攻252 素早さ調整(81族~86族抜き)or252 残りHP
持ち物:こだわりメガネ/こだわりスカーフ/いのちのたま/半減の実/しろいハーブ
確定技:リーフストームorギガドレインorエナジーボールorくさむすび/ヘドロばくだん
選択技:めざめるパワー (炎)/ねむりごな/やどりぎのタネ/みがわり/どくどく/ほえる
耐久型が多い現状意表が突ける上、火力もそこそこある。深緑リーフストームの威力はバカにならない。
物理型 [編集]
性格:ようきorいじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ調整or252 残りHP
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/半減の実/ラムのみ
確定技:パワーウィップorはなふぶき/じしん/はたきおとす
選択技:ヘドロばくだん/タネマシンガン/ねむりごな/やどりぎのタネ/どくどく/ほえる/つるぎのまい/のろい
マリルリへの最低限の遂行性能を残しつつ、最速強化アイテム持ちで呼ぶヒードランを先制確1で沈められる点が特徴。
ライコウに起点化されず、A極振りパワーウィップはC極振りエナジーボールより高威力。特にバンギラスに対し有効。
更に攻撃を上げる積み技を2種類持っている。
草地の相性補完に優れる一致毒物理技は覚えない。マリルリは物理草技で処理できるが、特防の高いフェアリーには打ち負ける。
ようりょくそ型 [編集]
特性:ようりょくそ
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:特攻252 素早さ調整 残り耐久
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/フシギバナイト/オッカのみ
確定技:せいちょう/ソーラービームorギガドレインorくさむすびorエナジーボール
攻撃技:リーフストーム/ヘドロばくだん/じしん/めざめるパワー(地/氷/炎)
補助技:ねむりごな/にほんばれ
葉緑素で素早さ2倍。撃ち合いで押し負けやすいノーマルフシギバナの欠点を解消。
晴れパで重いドラゴンを上から潰す事ができる。珠めざ氷でガブリアスを確1。
フシギバナより速い相手には草はあまり刺さらないので成長を積まないと全抜きは難しい。
無天候時ではせいちょうは1段階しか上がらないが、フシギバナの仮想敵には積み技が有効な相手も多いので悪くない。
ソーラービームは天候5ターン制限が厳しすぎるので、晴れ前提であってもリーフストームの方が安全。
メガシンカを前提としない型だが、晴れが有効でないor不要になった時のスイッチ戦法としてメガストーンも選択肢に入る。
対フシギバナ [編集]
- 注意すべき点
優秀な耐性と耐久力、豊富な変化技により非常に対策が難しい。拘りトリックもフシギバナイトには無効。
攻撃技が限られているので範囲の穴を突けるポケモンは多いが変化技が刺さる。
防御特化・特防特化の両方が存在するため、H振りのみ撃破可能では対策にならない。
さらに火力もそこそこ高いため安易な変化技読みで交代すると痛い目を見る場面も多い。
- 対策方法
眠り粉で後続に負担をかけてくるため基本的に対面で倒すことがメインになる。
後出しから対策する場合は防塵ゴーグルが欲しいが、火力強化アイテムを持てず再生回復で受けられると対策にならない。
メタグロス@ぼうじんゴーグル
毒無効、草半減。
A198以上のしねんのずつきで防御特化メガフシギバナが確定2発圏。最安定。
ギルガルド@ぼうじんゴーグル
A222アイアンヘッド(ランク+2)が防御特化メガフシギバナに56.1%~66.3%の確定2発。
剣の舞を積む必要がある。吠えるで対策される。
ファイアロー
A131以上のブレイブバードで防御特化メガフシギバナが確定2発圏。
ランク+2で確1にするにはA133以上が必要。
エーフィ@とつげきチョッキ
C172以上のサイコキネシスで特防特化メガフシギバナが確定2発圏。
マジックミラーでねむりごな・やどりぎのタネも無効。特化リーフストームに後出しは厳しい。
ランクルス@かえんだま/ぼうじんゴーグル
瞑想ショック型で対策できるが、ほえる持ちに流される。
C172以上のサイコキネシスで特防特化メガフシギバナが確定2発圏。
ラティオス@ぼうじんゴーグル
C172以上のサイコキネシスで特防特化メガフシギバナが確定2発圏。
後出しするならゴーグルが欲しい。
カイリュー@ぼうじんゴーグル
C141以上のぼうふうで特防特化メガフシギバナが確定2発圏。
物理でも龍の舞を積めばげきりん確定2発圏になるが、ほえるで対策される。
メガボーマンダ
陽気無振りでもスカイスキン恩返しで防御特化メガフシギバナが70.5%~83.4%の確定2発。
特殊だと控えめ全振りハイパーボイスでH振りメガフシギバナが96.2%~113.3%の高乱数1発。
草食ヌメルゴンは特防調整された+光合成持ち相手だと特攻特化眼鏡竜の波動でも突破不可。
ねむるを搭載すれば突破されることはないが素眠りに追い込まれる。対策としては不十分。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
No. | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4世代まで | ||||||||
技09 | タネマシンガン | 25 | 100 | くさ | 物理 | 30 | ||
技19 | ギガドレイン | 75 | 100 | くさ | 特殊 | 10 | タマゴ/教え | |
技58 | こらえる | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | タマゴ | |
技78 | ゆうわく | - | 100 | ノーマル | 変化 | 20 | ||
技83 | しぜんのめぐみ | - | 100 | ノーマル | 物理 | 15 |
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
その他 [編集]
遺伝 [編集]
遺伝経路 [編集]
のろい | : | ヤドン(Lv.1)/テッシード(Lv.9)/ナエトル(Lv.17)/カビゴン(卵)/ヒマナッツ(卵)/タマタマ(卵)/トロピウス(卵) | |
あまえる | : | キノココ(卵) | |
ドわすれ | : | カビゴン(Lv.9)/ヤドン(Lv.41)/ベロリンガ(卵)/モンジャラ(卵)/ナエトル(卵)など | |
リーフストーム | : | ツタージャ(Lv.43)/キマワリ(Lv.45)/ナエトル(Lv.45)/ウツボット(Lv.47)/キレイハナ(Lv.53)/トロピウス(Lv.71)/ナッシー(Lv.47) | |
パワーウィップ | : | ナットレイ(Lv.40)/ベロリンガ(Lv.53)/マスキッパ(Lv.51)/モンジャラ(Lv.54)/マダツボミ(卵) | |
ギガドレイン | : | キノココ(L37)、ナゾノクサ(L37)、モロバレル(L28)、ロゼリア(Lv.25) | |
グラスフィールド | : | ナゾノクサ(Lv.45)/ロズレイド(Lv.1) | |
くさぶえ | : | キマワリ系統・ロゼリア・ユキノオー系統 |