ルチャブル [編集]
No.701 タイプ:かくとう/ひこう 通常特性:じゅうなん(まひ状態にならない) かるわざ(持っている道具がなくなると素早さが2倍になる) 隠れ特性:かたやぶり(相手のとくせいの影響を無視して攻撃する) 体重 :21.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
唯一の「かくとう×ひこう」の複合タイプを持つポケモン。
メガシンカと禁伝を除けば格闘タイプ最速。(メガミミロップS135、メガミュウツーXS130、メロエッタS128)
格闘+飛行の攻撃範囲はかなり広いが、一致飛行技の使い勝手が悪いのが難点。
ただ、格闘タイプにしては珍しく回復技のはねやすめを覚える。速いので使いやすい。
格闘+飛行を半減するポケモンは、電気/飛行、ノーマルロトム、デデンネ、ギルガルド。
特に使用率の高いギルガルドには有効打がほとんどないので注意が必要。
どちらかというとダブル・トリプルに適性のあるポケモンである。
ORASでは、新たにけたぐり、ばかぢから、ドレインパンチ、かみなりパンチ、ほのおのパンチ、おいかぜなどを教え技にて獲得。
タイプ一致の高威力格闘技のばかぢから→白いハーブ→かるわざ発動のコンボができ、火力と素早さを両立できるようになった。
特性考察 [編集]
- じゅうなん
- 高速アタッカーとしてまひで機能停止しないのは優秀。
まひ技読みで繰り出してアンコールで縛ることも可能。
- かるわざ
- サワムラーと違い素で速いので、わざわざ発動させる一手間をかける必要性は薄い。
だが、すばやさ無振りでも発動すれば準速すいすいキングドラを抜く程度の速さになる。
持ち物を消費するという点でアクロバットとも相性がいい。
(かるわざ発動の素早さ目安)
特性かるわざの中でも隠れアギルダー(S145)と隠れジュカイン(S120)に次ぐ速さで、
発動すればほとんどのポケモンを抜き去ることができる。
素早さに補正をかけずとも、ひかえめ雨キングドラや砂ドリュウズ、スカーフ130族も
2回加速したメガバシャーモも余裕で抜ける
いじっぱり砂かきドリュウズ抜き:S20(実数値141)…素で最速77族(ヒードラン)と同速
ようき砂かきドリュウズ抜き:S132(実数値155)…素で最速88族(ドリュウズ)抜き
- かたやぶり
- 格闘タイプにしては珍しく「じしん」を覚えない為、ふゆう持ちに対してのかたやぶり+じしんができない。優先度は低め。
マジックミラーやアロマベール持ちに「ちょうはつ」や「アンコール」などの変化技を入れたい場合に採用。
技考察 [編集]
- フライングプレスについて
- 格闘と飛行タイプを併せ持つ。タイプ一致判定は格闘で行われる。
※ピカチュウも習得したので「専用技」は取りました。
攻撃範囲の比較(◯→抜群、▲→半減、×→無効)
まとめると、
フライングプレスは格闘と飛行の互いの半減タイプが足を引っ張り合って
攻撃範囲が狭くなってしまっていると勘違いされがちだが、
格闘技として見れば、プラマイ0。範囲が少し変わるだけである。
岩と鋼が等倍になるのは痛手だが、草と闘が抜群になり、今まで半減だった虫に等倍で通る。
飛行技として見ると、無効・半減が増えてしまうが、抜群範囲も広がる。
本来飛行は氷が弱点だが、氷に抜群で通る点は優秀と言える。(岩・鋼も等倍で通る。)
バンギラスやボスゴドラなど、本来格闘技で4倍弱点を突けていた敵も飛行により半減され、
フライングプレスでは等倍にしかならず、4倍弱点の範囲も狭くなると勘違いされがちだが、
格闘技が4倍 | マニューラ、バンギラス、ボスゴドラ、トリデプス、ダイノーズ、キリキザン、アマルルガの7種 | |
飛行技が4倍 | パラセクト、ヘラクロス、キノガッサ、ハハコモリ、ビリジオン、ブリガロンの6種 | |
フライングプレスが4倍 | ユキノオー、メブキジカ、ノクタス、ダーテング、ズルズキン、ゴロンダ、マニューラ、 ビリジオン、キノガッサ、ブリガロン、メガミミロップ、ステップメロエッタの12種 |
とフライングプレスは格段に多いのである。
フライングプレスの基本的な使い方は、ルチャブルの飛行技は使いにくいものばかりなので、
対格闘、対草を意識した飛行技としての採用が主。+4倍弱点狙い。となる
注意すべきは、フライングプレス1つで、格闘抜群+飛行抜群の攻撃範囲を得れるわけではないという点。
型考察 [編集]
かるわざアタッカー型 [編集]
特性:かるわざ
性格:ようき/いじっぱり
努力値:攻撃・素早さ・耐久調整
特定の技と持ち物を組み合わせ能動的にかるわざを発動させ、高い素早さから攻める型。
技と持ち物の組み合わせは後述。
素早さに補正をかけずとも、雨キングドラや砂ドリュウズ、スカーフ130族も2回加速したメガバシャーモも余裕で抜ける。
とはいえかるわざ未発動の状態での動きやすさを考えると陽気にするのもあり。
H252B60D148で珠ガブのげきりん、ロトムのアイテム、性格補正なし10まんボルト(≒同条件へんげんじざいゲッコウガのれいとうビーム)を共に最低乱数以外耐え。
いじっぱりで残りを攻撃に回し「つるぎのまい」をすると、とびひざげりでH252FCロトムが高乱数1程度の火力。終盤全抜きを狙えるポテンシャルはあると思う。
ばかぢから×しろいハーブ [編集]
持ち物:しろいハーブ
確定技:ばかぢから/アクロバット
選択技:ストーンエッジ/ほのおのパンチ/つるぎのまい/ちょうはつ/アンコール
ばかぢからでしろいハーブを消費しかるわざを発動させる。
技スペースを消費せずに高威力一致技2種を自然と採用できる点がメリット。
デメリットは、ばかぢからを使うか威嚇をもらわない限りのアクロバットの威力は低いまま。
ゴッドバード×パワフルハーブ [編集]
持ち物:パワフルハーブ
確定技:ゴッドバード/とびひざげり
選択技:アクロバット/ストーンエッジ/つるぎのまい/ちょうはつ/アンコール
ゴッドバードでパワフルハーブを消費しかるわざを発動させる。
初動で高威力飛行技・格闘技のどちらも選べることがメリット。
デメリットは、飛行技を連発するにはゴッドバードとは別にアクロバットを採用しなければならない。
みがわり×チイラのみ [編集]
努力値:HP4n調整 素早さ調整 余り攻撃
持ち物:チイラのみ
確定技:みがわり/アクロバット/とびひざげり
選択技:ストーンエッジ/ほのおのパンチ/ちょうはつ/アンコール/はねやすめ
「みがわり」を3回使用し、チイラのみを消費しかるわざを発動させる。
みがわり3回でチイラのみの発動条件を満たすためHPは4n調整。
HP個体値が31のとき、努力値無振りの実数値は153となる。
HPに努力値を割かない場合、HP個体値を28か29にすれば4nの152となる。
デメリットは、体力を削って発動させるので、耐えられるとあっさり沈む。
なげつける [編集]
持ち物:下記参照
確定技:なげつける/とびひざげり/アクロバット
選択技:ストーンエッジ/ほのおのパンチ/つるぎのまい/ちょうはつ/アンコール
なげつけるで持ち物を処理しかるわざを発動させる。
デメリットは、白いハーブ同様、なげつけるを選択しない限り発動しないことと、技スペースがきびしいこと。
おうじゃのしるし・するどいキバ(威力30)...ひるみ効果でタスキ潰し・安全にかるわざ発動。
くろいてっきゅう(威力130)...最高威力が出せるが素早さが下がる。
こわもてプレート(威力108)...プレートの補正でそこそこ威力に。
かたいいし(威力100)...持っている間はストーンエッジの威力が上がる。
どくどくだま・かえんだま(威力30)...相手を状態異常にできるが、すぐに投げないと自分がくらってしまう。
でんきだま(威力30)...使い捨てのほっぺすりすり。タスキ潰し+次ターン先手取り。
じゅうなんアタッカー型 [編集]
特性:じゅうなん
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/きあいのタスキ/しろいハーブ/パワフルハーブ/たつじんのおび
確定技:とびひざげりorばかぢから
選択技:フライングプレスorアクロバットorゴッドバードorつばめがえし/ストーンエッジ/ほのおのパンチ/とんぼがえり/がむしゃら/なげつける
補助技:つるぎのまい/ちょうはつ/アンコール/つめとぎ
かるわざがなくても素で十分速く、じゅうなんによりでんじは・へびにらみで止まらない高速アタッカーになる。
かるわざ対策に撃って来るでんじはをアンコールで縛ることもできる。
アイテム消費行動は、アクロバットの威力を高める目的のみで使うことになり、恩恵は少ない上に、
それならかるわざで運用した方が良いので、アクロバットの優先度はじゅうなんにおいても低い。ゴットバードも同様。
いっそ、タイプ一致の高火力技は格闘技だけにしぼり、範囲や汎用性を広げるのも手。速いので、補助技も使いやすい。
【ダブル・トリプル】サポート型 [編集]
特性:かるわざ/じゅうなん
性格:ようき
努力値:素早さ252 HP252
持ち物:オボンのみ/バコウのみ/おうじゃのしるし
確定技:フリーフォール
選択技:かわらわりorけたぐり/いわなだれ/とんぼがえり/なげつける
アンコール/ファストガード/おいかぜ/てだすけ/ちょうはつ/みきり/なかまづくり/フェザーダンス
高い素早さからのフリーフォールとアンコールが優秀。
いわなだれ・ファストガード・おいかぜ・ちょうはつと優秀な技が揃っている。
課題はファイアロー。H252振りならバコウのみ込みでA146鉢巻ブレイブバードを丁度耐えることができる。
疾風の翼ブレイブバードを無効化できるファストガードは優先度が高い。
フリーフォールとけたぐりの相性も良い。
フリーフォールは重い相手を上空に連れ去る事ができないが、重い相手にはけたぐりが有効。
対ルチャブル [編集]
- 注意すべき点
高い素早さからのとびひざげり、ばかぢから、アンコール、ちょうはつ、バトンタッチ。
フェザーダンスとはねやすめによる高い物理流し性能。
特性かるわざで、スカーフどころか、「すいすい」や「からをやぶる」を発動させたポケモンすらも抜いてくる圧倒的すばやさ。
特性じゅうなんとアンコールの存在により、まひによる機能停止も狙いづらい。
フリーフォール、いわなだれ、おいかぜがあるためダブル・トリプル適性も高く、こちらではより注意が必要。
- 対策方法
耐久力は低めなため、ある程度耐久のあるポケモンで弱点を突けば、突破するだけなら簡単。
ファイアローなら、かるわざが発動していても上から一致技で弱点を突けるため、簡単に処理できるだろう。
ただし、じゅうなん+きあいのタスキの場合の岩技には一応注意。
受けるのであれば、飛行技と格闘技を両方半減できるサンダーやボルトロスなどの電気+飛行タイプが安定するが、
岩技を持ってる場合もあるので、完封したければギルガルドが最も安全だと思われる。
基本的に低火力低耐久なため単純なアタッカーは少なく、変則戦術の知識と理解が重要となる。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
タマゴ技 [編集]
6th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | こうそくいどう | - | - | エスパー | 変化 | 30 | ||
○ | サイドチェンジ | - | - | エスパー | 変化 | 15 | ||
○ | さきどり | - | - | ノーマル | 変化 | 20 | ||
○ | どろあそび | - | - | じめん | 変化 | 15 | ||
○ | なかまづくり | - | - | ノーマル | 変化 | 15 | ||
○ | バトンタッチ | - | - | ノーマル | 変化 | 40 | ||
○ | ファストガード | - | - | かくとう | 変化 | 15 |
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | 人型 | |
性別 | ♂:♀=1:1 |
遺伝経路 [編集]
こうそくいどう | : | エビワラー/カポエラー/ミミロル | |
---|---|---|---|
サイドチェンジ | : | ユンゲラー | |
バトンタッチ | : | バリヤード/ミミロル | |
なかまづくり | : | ヤンチャム | |
さきどり | : | ルカリオ | |
ファストガード | : | エビワラー/カポエラー/バリヤード/ルカリオ/ダゲキ/コジョフー | |
どろあそび | : | ミミロル |