アイアント [編集]
No.632 タイプ:むし/はがね 通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下のときに虫タイプの技の威力が1.5倍になる) はりきり(使用する物理技が威力1.5倍、命中率0.8倍になる) 隠れ特性:なまけ(2ターンに1度しか行動できない) 体重 :33.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
ばつぐん(4倍) | ほのお | |
ばつぐん(2倍) | --- | |
ふつう(1倍) | みず/でんき/かくとう/じめん/ひこう/いわ/ゴースト/あく | |
いまひとつ(1/2) | ノーマル/こおり/エスパー/むし/ドラゴン/はがね/フェアリー | |
いまひとつ(1/4) | くさ | |
こうかなし | どく |
優秀な耐性を持ち、メガシンカを除けば鋼タイプ最速のポケモン。
さらに特性「はりきり」により、攻撃値も高い(A189相当)。
物理相手には耐性の多さも相まって後出しからでも戦えるが、特殊耐久は脆弱。
ゴウカザルやテラキオンをギリギリ抜け、めざ炎ラティと同速なので基本的に最速を推奨。
XYでは鋼が弱点のフェアリー追加によりアイアンヘッドが強化されたが
鋼の霊悪等倍化、アイアント以上に素早いポケモンの増加により、以前より立ち回りに注意しなければならない点が増えた。
参考までに耐久無振りで無補正C4ゲンガーのシャドーボールで75%の高乱1、補正有りギルガルドのシャドーボールなら確1で落ちる。
前者ならH4D68振りで耐えられる。
特性考察 [編集]
- はりきり
- 命中が下がる代わりに高火力を得られる。素のままでは火力不足なので割り切って使うほうがよいか。
出来るだけ命中率が高い技を採用したい。
命中は「つめとぎ」を積むことができればカバー可能で、更に火力も上げられる。
パーティ構成でなまけ型に見せかけることができればつめとぎをしやすくなる。
- なまけ
- 基本的にデメリット特性だが、「なかまづくり」によって相手に押し付け、味方の起点にすることが可能。
「かげふみ」などの拘束系の特性を持つポケモンと相性が良い。
なかまづくりをした後にメガシンカされると特性が更新されてなまけが消されるので注意。
- むしのしらせ
- 活かせる場面が限定的ではあるが、他の特性よりも安定感があるという点では採用できるか。
低い特殊耐久を逆手に取り、タスキとセットで発動させることもできる。ただし先制技には注意。
技考察 [編集]
※備考のダメージ計算はいずれもはりきり+補正無しA252振り前提。
型考察 [編集]
物理アタッカー型 [編集]
特性:はりきり(推奨)/むしのしらせ
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/きあいのタスキ/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ラムのみ/オボンのみ(HPに振る場合)
選択攻撃技:アイアンヘッド/シザークロス/ばかぢから/いわなだれorストーンエッジ/つばめがえし/だましうちorかみくだく/ハサミギロチン
選択補助技:つめとぎ/みがわり/でんじは
やる事は前作と同じ。
命中不安が伴うものの、達人の帯以上の張り切り馬鹿力でH207B126メガガルーラを先制確定1発で落とせる点はポイント。
なかまづくり脱出型 [編集]
特性:なまけ
性格:ようき
努力値:H252 S252をベースに調整
持ち物:だっしゅつボタン
確定技:なかまづくり
優先技:シザークロスorアイアンヘッド/ハサミギロチン
選択攻撃技:ストーンエッジ/ばかぢから/がむしゃら
選択補助技:でんじは
デメリット特性である「なまけ」を相手に上書きし、自分は脱出ボタンにより怠けターンを回避する。
脱出ボタン後はカイリューやルカリオなど積みエースとなるポケモンを送るのが基本。
なお、砂地獄ダグトリオや影踏みゴチルゼルを呼び出すことで、逃がさず完全な積みの起点にすることができる。
(守るを搭載することで、相手の怠けターンに積み、行動ターンに守るをすることで完封)
ただし、パーティにアイアントと拘束系のポケモンを入れてあると、かなり読まれやすくなるので注意。
先攻をとれないと全く意味がない。なにもせず脱出ボタンで帰ることとなる。
そのため相手の素早さ(特にスカーフ)には警戒が必要である。
また、相手に補助技を選択された場合脱出することができないので注意。
脱出した後も登場の機会は当然あるので、そのため基本的な一致攻撃技は持っておきたい。が、少ない行動ターンでも相手に負担をかけやすい一撃必殺のハサミギロチンも有用。怠けを利用した相手の積みなどへの牽制として、持っていて損はしない技である。
仕様により、相手がメガシンカを選択したターンに先制でなかまづくりをすると、相手のポケモンがなまけにより行動出来なくなる為、脱出ボタンが不発になるので注意。
対アイアント [編集]
- 注意すべき点
大抵は「はりきり」を活かしたアタッカーだが、なまけ仲間作り型も時々いる。
なまけ仲間作りは脱出ボタン→かげふみorありじごくのコンボを決められると危険なため、
見せ合い時にゴチルゼルやダグトリオが手持ちに一緒にいたら警戒するように。
なまけはまもるがあれば完封できるが、はりきりアタッカーはまもるを見越して爪とぎをされるのが厄介。
でんじは、身代わりや各種積み技からのバトンタッチ、はさみギロチン、がむしゃらなど、意外と器用な一面もある。
- 対策方法
炎が4倍弱点なので、炎技で殴れば倒せる。
またHPや特防がとても低く、耐久に努力値を割くことが少ないため、特殊技なら一致等倍でも致命傷を与えられる。
火傷、麻痺でもほとんど機能停止する。
岩技で弱点を突かれない炎タイプなら比較的安定して相手ができるだろう。
アイアントより速いポケモンを対面させられたなら、攻撃をかわすか補助技を使うまでみがわりを張るのも有効。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
タマゴ技 [編集]
5th | 6th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | いやなおと | - | 85 | ノーマル | 変化 | 40 | ||
○ | ○ | かみなりのキバ | 65 | 95 | でんき | 物理 | 15 | ||
○ | ○ | こらえる | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | ||
○ | ○ | だましうち | 60 | - | あく | 物理 | 20 | ||
○ | ○ | バトンタッチ | - | - | ノーマル | 変化 | 40 | ||
○ | ○ | ロッククライム | 90 | 85 | ノーマル | 物理 | 20 |
教え技 [編集]
5th | 6th | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | むしくい | 60 | 100 | むし | 物理 | 20 | Lv | |
○ | ○ | アイアンヘッド | 80 | 100 | はがね | 物理 | 15 | Lv | |
○ | ○ | てっぺき | - | - | はがね | 変化 | 15 | Lv | |
○ | ○ | ばかぢから | 120 | 100 | かくとう | 物理 | 5 | ||
○ | ○ | いびき | 50 | 100 | ノーマル | 特殊 | 15 | ||
○ | ○ | がむしゃら | - | 100 | ノーマル | 物理 | 5 | ||
○ | ねごと | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | 技88 |
遺伝 [編集]
タマゴグループ | 虫 | |
---|---|---|
孵化歩数 | 5120歩(※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で2560歩) | |
性別 | ♂:♀=1:1 |
遺伝経路 [編集]
いやなおと | レベル技:テッカニン・ビブラーバ・フライゴン・コロトック・メガヤンマ・グライオン・ペンドラー系統・デンチュラ系統 | |
---|---|---|
かみなりのキバ | レベル技:ドラピオン・グライオン | |
こらえる | レベル技:ヘラクロス・クルミル・カブルモ | |
だましうち | レベル技:フライゴン系統・グライオン系統・イワパレス系統 | |
バトンタッチ | レベル技:レディアン系統・アメタマ・テッカニン・ペンドラー | |
ロッククライム | レベル技:ペンドラー系統 |