シュバルゴ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第六世代(X・Y&オメガルビー・アルファサファイア)

シュバルゴ [編集]

No.589 タイプ:むし/はがね
通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下の時に虫タイプの技の威力が1.5倍になる)
     シェルアーマー(攻撃を急所に受けない)
隠れ特性:ぼうじん(天候によるダメージを受けない、粉系の技・特性「ほうし」を無効化)
体重  :33.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
HP攻撃防御特攻特防素早
シュバルゴ701351056010520
ハッサム70130100558065
メガハッサム701501406510075

ばつぐん(4倍)ほのお
ばつぐん(2倍)---
ふつう(1倍)みず/でんき/かくとう/じめん/ひこう/いわ/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)ノーマル/こおり/エスパー/むし/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなしどく

虫・鋼タイプの重火力アタッカー。すばやさを度外視すれば種族値はハッサムの上位互換。
特性や技が大きく異なるので、単純な比較はしがたいものの、一致技の火力や特殊耐久は
メガハッサムよりも上で、持ち物も選べる。

第6世代では、高めの特防を更に補強できる新アイテムとつげきチョッキの追加、
特性ぼうじんが粉技無効、はたきおとすが威力上昇、ドリルライナーが習得可能になり大幅強化。
また、フェアリーの登場により鋼技の需要や、毒無効耐性の価値も上昇している。
現環境にいるシュバルゴの大半がこれらの特長を活かして構成されており、
技はメガホーン・アイアンヘッド・はたきおとす・ドリルライナーがいずれも9割以上、
持ち物はとつげきチョッキとこだわりハチマキがあわせて9割以上を占めている。

XYまではドリルライナーはスピアーかクヌギダマにBW2の教え技で覚えさせてからXYで遺伝させる必要があったが、
ORASでは教え技として復活したため直接教えられるようになった。
隠れ特性ぼうじんは第6世代では直接入手できず、BW2のPDWで入手した個体かその子孫が必要。



技候補 [編集]

攻撃技タイプ威力命中追加効果備考
メガホーン120(180)85-高火力の主力技。命中がやや不安なのが問題がある。
シザークロス80(120)100-命中安定だが、威力は低い。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。ジャイロボールは覚えない。
ドリルライナー8095急所率+1XY遺伝技 or ORAS教え技。一致技との相性補完に優れる。
はたきおとす65→97100道具排除ゴーストに。追加効果も優秀。
おいうち40→80100-高い流し性能とあわせて。
つばめがえし60必中-4倍ピンポイント。ぼうじんとあわせてキノガッサに。
どくづき80100毒30%鋼等倍のマリルリピンポイント。
すてみタックル120100反動1/3等倍範囲が広く高火力。炎・飛行やギャラドス、サンダー等に。
おんがえし102100-反動を嫌うならこちら。
からげんき70→140100-火傷対策。
きしかいせい~200100-最大火力は凄まじいが、HP調整が難しい。
カウンター-100-鈍足との相性はよいが、高耐久とは相性が悪い。
補助技タイプ命中備考
どくどく90物理受け対策。交代読みで。
つるぎのまい-攻撃を強化できるが、鈍足なため、タイミングが難しい
てっぺき-防御を強化。
みがわり-状態異常対策やむしのしらせ発動のHP調整。流し際に。
ねむる-唯一の回復手段。状態異常には強くなる。
ねごと-ぼうじん以外の特性での催眠対策。

特性考察 [編集]

  • むしのしらせ
    唯一の火力を補強できる特性。
    耐えてからの反撃になることがほとんどだが、高耐久がたたって微妙に発動ラインに届かないことも多い。
    サイクル戦を考慮する場合、むしのしらせメガホーンで相手のサイクルを一気に崩すこともあるが、
    発動前にサイクルを崩す立ち回りをするのが最善であり、こちらが残りHP1/3以下の時点でこちらのサイクルが崩れているといえる。
  • シェルアーマー
    急所を防ぐ。ほとんどの場合先手で殴られることになるので、不慮のダメージを防ぐことで勝率を安定させることができる。
  • ぼうじん
    天候ダメージと粉技無効。注目するべきは見せ合いの時点でキノガッサに選出を縛られないこと。
    キノガッサへの対策手段が増えたとはいえ、キノガッサの選出縛り性能・ハメ性能は高く、
    見せ合いの時点で選出を縛られないのは繰り出し性能、役割遂行の観点から見て優秀。
    同様に眠り粉持ちメガフシギバナ等にも役割を持ち得るが、めざ炎があるので過信はできない。
    他の2つが、相手の行動依存の火力アップ特性、事故防止特性であるのに対し、役割対象を明確に拡大できる。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性:ぼうじん
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HA252/HD調整残り攻撃
持ち物:こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/いのちのたま/オッカのみ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:メガホーン/アイアンヘッド
選択技:ドリルライナー/はたきおとす/おいうち/からげんき/つるぎのまい/みがわり/どくどく

ドリルライナーの獲得によって、メガホーンを半減する炎・毒・鋼への対応が可能となった。
ただし持ち物無しでは無振りバシャーモですら低乱1のため過信は禁物(帯以上の持ち物で確1)。
また、地面が等倍となる相手や風船・浮遊持ちも多い。

前作から変わらずハチマキとの相性が非常によい。A特化ハチマキメガホーンでB特化クレセリア高乱1(81.3%)。
フルアタ構成が多く、ハッサムよりDも高いため、チョッキとも相性はよい。不一致炎技に対して強気に出れる。
H252D36振りでC216メガサーナイトのめざ炎を最高乱数以外耐え。
H252D36振り@チョッキでC177サザンドラの大文字を最高乱数以外耐え。

フェアリー対策としてアイアンヘッドは搭載しておきたい。命中安定技が欲しい場面でも気兼ねなく撃てる。
みがわりは交代読み、虫の知らせ発動(感づかれ易い)、トリル下でのまもる読みなど、意外と汎用性は高い。
H252振りで実値177(16n+1)となるため調整の必要はない。
すてみタックルはサンダーやボルトロスに対する最高火力、どくづきはマリルリに対する最高火力だが、
鉢巻を持ってもH振りサンダー、H振りマリルリを確1にはできず、
おまけに両者ともA特化鉢巻メガホーンで確2が取れてしまうので、優先度は低め。

特性は上記の考察欄も参考にして好みで選ぶとよい。

使用例
ゆうかんHAメガホ・アイヘ・ドリル・はたきおとすの防塵@チョッキで何回か潜ってみた。
意外にも炎技持ってない電気に対して強く役割が持てた印象。
あとドリルライナーは交代読みでしか撃たなかった。しかしあるのと無いのとでは全然違う。
シュバルゴ投げて炎ポケモンが出てくるのを読んだ時に交代する以外の選択肢ができるのは大きい。
はたきおとすもほぼ交代読み。ヘドロゲンガー相手の時なんかは重宝した。

ダブル基本型 [編集]

特性:ぼうじん
性格:ゆうかん
努力値:HP252 攻撃252
持ち物:たまむしプレート/オッカのみ/いのちのたま/とつげきチョッキ/こだわりハチマキ
確定技:メガホーン/ドリルライナー
選択技:まもる/みがわり/アイアンヘッド/はたきおとす/おいうち/からげんき/つるぎのまい

味方のトリックルームから高い種族値と技威力で攻めていく。
持ち物やつるぎのまい、むしのしらせなどで強化されたA135の一致メガホーンは縛り性能が非常に高い。

むしのジュエルが現在使用不可な点、フェアリーがメガホーンを半減してくる点は弱体化と言える。
と言ってもフェアリーにはアイアンヘッドが抜群で通る上、はたきおとすの強化もあり押せる範囲は広がったと思われる。
アイアンヘッド等倍のマリルリは厄介。

トリルを張るとまもるを誘う、また強化された鬼火も人気なので読んでの身代わりは決まりやすい。
味方のトリルを待つターンに炎技等で処理されるのを嫌うならまもるも悪くない。
両立は攻撃範囲が狭くなるため推奨できないが、ダブルは味方と組んでの戦いなので
範囲をパーティで補えるなら一考の余地はある。

対シュバルゴ [編集]

  • 注意すべき点
    虫タイプ随一の火力を誇る。A特化鉢巻メガホーンならB特化クレセリアでさえも高確率で一発。
    弱点は炎だけしかなく耐性が優秀で、耐久もそこそこある為、並の攻撃では落ちず、手痛い一撃を喰らってしまう。
    更に防塵のおかげで強力なフシギバナキノガッサ相手に強気に戦える。
    技範囲も中々広く、今作から弱点の炎タイプへの有効打としてドリルライナーを手に入れた。
    鈍足な為トリックルームからの無双には要注意。
  • 対策方法
    4倍弱点をつける炎タイプのポケモンなら相手することは簡単。
    ただし、相手もシュバルゴを使っている以上それはわかっていること。
    交代読みでドリルライナーをされると目も当てられなくなる。
    地面無効のファイアローヒートロトムリザードンなら比較的安心して受け出せる。
    また、攻撃技は基本的に物理一辺倒なので鬼火で火傷にしてしまえば大幅に火力を削げる。

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

5th/6th威力命中タイプ分類PP備考
カブルモシュバルゴ
-1*すてみタックル120100ノーマル物理15*XY以降
-1*とどめばり30100むし物理25*XY以降
11つつく35100ひこう物理35
-1にらみつける-100ノーマル変化30
-1ファストガード--かくとう変化15
-1ダブルニードル25100むし物理20
44にらみつける-100ノーマル物理30
8-こらえる--ノーマル変化10
-8ファストガード--かくとう変化15
13-れんぞくぎり4095むし物理20
-13ダブルニードル25100むし物理20
1616みだれづき1585ノーマル物理20
2020ずつき70100ノーマル物理15
2525みねうち40100ノーマル物理40
2828むしのさざめき90100むし特殊10
3232きりさく70100ノーマル物理20
37-とっしん9085ノーマル物理20
-37アイアンヘッド80100はがね物理15
40-こわいかお-100ノーマル変化10
-40てっぺき--はがね変化15
4444シザークロス80100むし物理15
49-じたばた-100ノーマル物理15
-49きしかいせい-100かくとう物理15
5252つるぎのまい--ノーマル変化20
56-すてみタックル120100ノーマル物理15
-56ギガインパクト15090ノーマル物理5
-60*とどめばり30100むし物理25*XY以降

技マシン [編集]

マシン威力命中タイプ分類PP
技06どくどく-90どく変化10
技10めざめるパワー60100ノーマル特殊15
技15はかいこうせん15090ノーマル特殊5
技17まもる--ノーマル変化10
技18あまごい--みず変化5
技21やつあたり-100ノーマル物理20
技27おんがえし-100ノーマル物理20
技32かげぶんしん--ノーマル変化15
技40つばめがえし60-ひこう物理20
技42からげんき70100ノーマル物理20
技44ねむる--エスパー変化10
技45メロメロ-100ノーマル変化15
技48りんしょう60100ノーマル特殊15
技52きあいだま12070かくとう特殊5
技53エナジーボール90100くさ特殊10
技54みねうち40100ノーマル物理40
技68ギガインパクト15090ノーマル物理5
技75つるぎのまい--ノーマル変化20
技76むしのていこう50100むし特殊20
技81シザークロス80100むし物理15
技83まとわりつく20100むし特殊20
技84どくづき80100どく物理20
技87いばる-90ノーマル変化15
技88ねごと--ノーマル変化10
技90みがわり--ノーマル変化10
技94ひみつのちから70100ノーマル物理20
技100ないしょばなし--ノーマル変化15
秘01いあいぎり5095ノーマル物理30
秘06いわくだき40100かくとう物理15

タマゴ技 [編集]

5th6th威力命中タイプ分類PP備考
メガホーン12085むし物理10
おいうち40100あく物理20
カウンター-100かくとう物理20
つのでつく65100ノーマル物理25
だましうち60-あく物理20
むしくい60100むし物理20教え
いやなおと-85ノーマル変化40
はたきおとす65100あく物理20教え
ドリルライナー8095じめん物理10教え

教え技 [編集]

5th6th威力命中タイプ分類PP備考
むしくい60100むし物理20タマゴ
アイアンヘッド80100はがね物理15Lv
てっぺき--はがね変化15
いびき50100ノーマル特殊15
はたきおとす65100あく物理20タマゴ
ギガドレイン75100くさ特殊10
シグナルビーム75100むし特殊15
ドリルライナー8095じめん物理10タマゴ
ねごと--ノーマル変化10技88

遺伝 [編集]

タマゴグループ
孵化歩数3840歩
性別♂:♀=1:1

遺伝経路 [編集]

メガホーンヘラクロス(Lv.55)・ペンドラー(Lv.1)
カウンターヘラクロス(Lv.25)
おいうちスピアー・ストライク・ヤンヤンマ・スコルピ・ペンドラー(Lv.12)
つのでつくヘラクロス(Lv.1)
だましうちグライガー(Lv.23)・ナックラー(Lv.17)・イシズマイ(Lv.13)
むしくいキャタピー・ビードル・アリアドス・クヌギダマ・ツボツボ・ケムッソ・テッカニン
コロボーシ・ミノムッチ・ミツハニー・スコルピ・メガヤンマ・クルミル・フシデ
イシズマイ・バチュル・アイアント・メラルバ・コフキムシ
いやなおとヤンヤンマ・グライガー(Lv.31)・テッカニンフライゴンコロトックフシデ(Lv.8)・バチュル
はたきおとすグライガー・スコルピ
ドリルライナー教え技