ドラミドロ [編集]
No.691 タイプ:どく/ドラゴン 特性:どくのトゲ(触れた相手をどくにすることがある) どくしゅ(接触技で攻撃した相手を30%の確率でどく状態にさせる) 隠れ特性:てきおうりょく(自分の使うタイプ一致技の威力が1.5倍でなく2倍になる) 体重:81.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
唯一の「どく×ドラゴン」の複合タイプを持つポケモン。
隠れ特性「適応力」で全ポケモン中最高火力の毒技と特殊竜技(禁止級を除く)を放てる。
他の特殊ドラゴンと比較して合計種族値は控えめだが、火力とフェアリーに受けを許さない点が強み。
種族値的には特防に秀でており4倍弱点もないが、同じ4倍弱点のないドラゴンのヌメルゴンよりは低い。
特性による超火力をもつ反面、鈍足なので、トリパで活きるタイプか。
炎技を(めざパ以外)覚えないので、毒・竜ともに半減以下にする鋼に対する有効打が少ない事には注意。
教え技でダストシュートやげきりんを習得するため、攻撃への努力値振りも考えられる。
フェアリータイプには特防より防御の低い相手が多く、ヘドロウェーブで乱数になる相手もダストシュートなら
無振りでも特性込みで確定一発になる場合がある。
しかし物理攻撃は技の火力が完全な特性頼みとなり、一致技以外は高威力技もほとんどないため火力が出にくいのが難点となる。
ドラゴンタイプでフェアリー技を覚えられる数少ないポケモンで、他はドラゴン/フェアリーのチルタリスのみ。
ただし二倍じゃれつくよりも適応力補正のある等倍ダストシュートや等倍げきりんのほうが威力は高く、使い勝手は悪い。
「とける」を覚えるため、上手く積めれば低めの防御も補うことができる。
ふゆうドータクンとの相性が良い。ドラミドロの弱点をドータクンがすべて半減以下にでき、ドータクンの弱点の炎にドラミドロが強い。さらにドータクンのトリックルームで、素早さの低いドラミドロをサポートできる。
ただしかたやぶりには注意。
特性考察 [編集]
隠れ特性「てきおうりょく」はXY環境で入手できず、同世代のオメガルビーにて図鑑サーチを使うことで入手できる。
(クズモーはアルファサファイアには出現しない。)
適応力りゅうせいぐんの威力はラティオス以上で禁止級やメガシンカを除くドラゴンタイプで最高の威力を誇る。
さらに毒タイプを持つが故に、フェアリーも出てきにくく、竜技の通りがよい。
なので単純なアタッカーにするなら一般竜で最高クラスの火力が出せる隠れ特性「てきおうりょく」の優先度が高い。
それ以外の特性なら技によって相談といった所か。
技考察 [編集]
変化技 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 | |
どくどく | 毒 | 必中 | 猛毒 | 対耐久に | |
どくびし | 毒 | - | 交代時毒 | ベノムショックとのコンボ | |
くろいきり | 氷 | - | 能力リセット | 流星群で下がるCを戻せて、積みの起点になるのを防げる | |
とける | 毒 | - | 防御↑↑ | さらに硬く |
- 物理技の採用について
- サーナイトやニンフィアなど、メジャーなフェアリーは防御<特防なので、物理技(特にダストシュート)の採用はアリ。
りゅうせいぐんのCダウンを気にせず撃てるのも強み。
ニンフィア、サーナイトがH振りの場合、ヘドロウェーブはC特化でも特性込みで確定2発だが、ダストシュートなら無補正無振りでも特性込みで確定1発。 - H振りマリルリはC特化ヘドロばくだんが確定なので、基本的にダストシュートでの確定数を考慮する必要はない。
ただし、チョッキ対策などを考慮して敢えて物理で攻める場合、努力値を振らないと耐えられる可能性が高い。
H振りマリルリに対してダストシュートはA60振り特性込みで50%の乱数、A148振り特性込みで確定1発となる。
- サーナイトやニンフィアなど、メジャーなフェアリーは防御<特防なので、物理技(特にダストシュート)の採用はアリ。
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
特性:てきおうりょく
性格:ひかえめ/れいせい(トリル使用時)
努力値:HP252 特攻252
持ち物:こだわりメガネ/とつげきチョッキ/いのちのたま
確定技:ヘドロウェーブorヘドロばくだん/りゅうせいぐんorりゅうのはどう(両立可)
選択技:きあいだま/シャドーボール/ハイドロポンプorなみのりorねっとう/かみなりor10まんボルト/めざめるパワー(炎、地面)
タイプ一致技が1.5倍→2倍とはいえ、特攻種族値が高くはないので、できれば強化アイテムを持たせたいところ。
しかしながら素早さが低すぎるおかげでどうしても耐えながらの戦いになるので、チョッキを持たせるのもよい。
火力は高められないが、補助技を積極的に採用するポケモンではないので相性はよい。
ハッサムやギルガルドなど格闘で抜群取れない強力な鋼も多いので、命中安定のめざパ炎or地も有効な候補になる。
C特化でH252ハッサム低乱1。H252ナットレイ、同BFギルガルド、同ヒードランは確2(メガネで中乱1)。
どくしゅドラテ型 [編集]
特性:どくしゅ
性格:れいせい/ひかえめ
努力値:C252 H252or素早さ調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/オボンのみ/とつげきチョッキ
確定技:ドラゴンテール
一致技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/ヘドロばくだんorベノムショック
選択技:ハイドロポンプorなみのり/かみなりor10まんボルト/シャドーボール
どくしゅを活かす型。相手の交代を読んでドラゴンテールをつかい、相手を毒状態にする。
運良く苦手な相手に毒を与えつつ退場させることができれば、後続が有利になる。
毒タイプ複合のおかげでフェアリータイプを呼びにくいのも強み。
運悪く毒状態にできず、ベノムショックの火力がなくても、流星群やハイドロポンプ等の高火力技は揃っているため、極端に不利になると言うわけではない。
↑龍星群/ヘド爆/ドロポン/ドラテ@チョッキの穏やかHCベースで使ってるけど、相手の交換を読みやすいのでドラテが良く決まる。特に毒手ドラテの30%毒には良く助けられている。
めざ炎はギルガルド・ハッサム・クチートピンポイントで、それら3匹にめざ炎を撃つと弱点保険や剣舞から起点にされるので、使った感想としてはめざ炎の採用理由は皆無だと思った。
↑龍星群/ヘドウ/気合玉/めざ炎@珠で使っているが、この場合は呼ぶハッサムを確1で倒してしまう事も可能(メガだと中乱数)。チョッキなら確かに火力が足りないので優先度は低いかな。
(素早さ調整について)
- 素早さ調整について
基本的に遅いため努力値は耐久に回した方がいいが、調整をかければ抜ける相手もおり、状況次第では完封も可能である。
また、こごえるかぜを持たせる場合、1回で無振り75族までなら抜くことが可能。
相手が素早さ調整している場合、最速からS1段階ダウンでS4振りと同速になる。 逆にすばやさに下降補正の掛かる性格で努力値を振らなければ個体値31でも最遅ギルガルドより遅くなる。
対ドラミドロ [編集]
- 注意すべき点
毒タイプであるおかげで、フェアリーに対して強いドラゴンポケモン。
高めの特殊耐久と優秀な耐性のおかげで、特殊アタッカー相手には強気に戦える。
技範囲も広いので、相手の安易な後出しを許さない。
隠れ特性の適応力で、ラティオスをも凌ぐ威力のりゅうせいぐんをつかうことができる。
- 対策方法
一致技を両方半減以下に抑える鋼タイプを受け出ししたいところだが、補正アイテム有りの竜技は半減でもかなり痛い。H振りハッサム程度では眼鏡流星群連発で確定で倒されてしまう。
そのため、受け出しには特防が高い(もしくは無効化)・気合玉等倍以下・迅速な遂行技のいずれか1つ以上の条件を満たすポケモンでの対処が望ましい。
一致技が両方無効で気合玉等倍のクレッフィ・クチート・ハッサムが最安定だが、メタグロス・ギルガルド等でもある程度対処は可能。
鈍足で物理耐久は然程でも無いため、受け出しよりは上から弱点技で叩くことが一番の対策になる。
ドラミドロを呼びやすい電気は、ボルチェンで有利対面を作らせないようにする立ち回りができればベスト。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
遺伝経路 [編集]
くろいきり | : | アメタマ(Lv37)ハブネーク(Lv38)アーボ(Lv41)ウパー(Lv43) | |
じゃれつく | : | マリル(Lv23) | |
とける | : | ベトベター(Lv40)→カラナクシ(卵) | |
どくびし | : | メノクラゲ(Lv15)→オムナイト(卵) | |
ベノムトラップ | : | ハブネーク(Lv28) |