ニドキング [編集]
No.034 タイプ:どく/じめん 通常特性:どくのトゲ(接触技を受けると30%の確率で相手を毒状態にする) とうそうしん(相手と同じ性別だと技の威力が1.25倍、異なると0.75倍になる。性別不明には効果なし) 隠れ特性:ちからずく(追加効果がある技の追加効果が無くなり威力が1.3倍になる) 体重 :62.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | ||
ニドキング | 81 | 102 | 77 | 85 | 75 | 85 | |
ニドクイン | 90 | 92 | 87 | 75 | 85 | 76 |
物理特殊問わず広い攻撃範囲を持つのが特徴。ちょうはつ、どくびしなど優秀なサポート技も有する。今作で攻撃種族値が上昇した模様。
新技に目立って有用なものがないのは残念だが、フェアリータイプの登場による毒タイプの地位向上や攻撃種族値の変更による新しい戦略が組めるのは嬉しい。
新しい複合タイプも増えているので持ち前の攻撃範囲を活かして戦おう。
多種多様な動きが可能な反面、素早さや耐久は中途半端で強力な積み技もないのでエースアタッカーとしてはあまり向いていない。
パーティーの穴を埋めるように起用すると活躍できだろう。
ニドクインが覚えず、ニドキングのみが覚える技
つのドリル、ドわすれ、メガホーン、もろはのずつき
ニドキングが覚えず、ニドクインのみが覚える技
あまえる、おいうち、かみくだく、つばめがえし、どくどくのキバ、ロケットずつき
ちからずく対応技+いのちのたまで反動ダメージがなくなる仕様は今作も健在。
いのちのたまの反動を消せるので耐久を調整するのも手。火力は珠+ちからずくでもかなりのものなので仮想敵を考慮して努力値を調整したい。
最新世代の考察はこちらに、過去世代の考察はこちらに、ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
特性考察 [編集]
- どくのトゲ
- ニドクインと異なり耐久は心もとないので優先度は低い。弱点のエスパー、じめんタイプともに
メジャーな技のほとんどが非接触技であることも使いにくい要因といえる。
- とうそうしん
- ちからずくに比べるとややピーキーな性能で、相手の構成に大きく左右される。
上昇率もちからずくに劣るがじしん、メガホーンをはじめとして高威力な技は揃っており
特定の♂の比率が高い、あるいは♂のみのポケモンを狙い撃ちするならば採用の余地はある。
- ちからずく
- 追加効果のある技の威力が上がる。特殊型はほぼこれで確定だろう。
努力値を振らずとも火力が確保できる点が魅力で、特殊型にいわなだれ 物理型に大文字やかえんほうしゃ
二刀型にもさまざまな技をチョイスすることが可能。いのちのたまを無反動で扱えるのも大きな利点である。
技考察 [編集]
物理技 | 威力 | 命中 | タイプ | 追加効果 | 備考 | ||
通常 | ちからずく | ||||||
じしん | 100(150) | -- | 100 | 地 | -- | 物理型の主力。ちからずくの補正は受けない。 | |
じならし | 60(90) | 78(117) | 100 | 地 | 素早さ↓ | 調整用。最速で150族まで抜ける。 ちからずくでも威力が地震以下なので、他の特性時のみ候補に入る。 | |
どくづき | 80(120) | 104(156) | 100 | 毒 | 毒30% | 地面技の効かない相手に等倍で入りやすい。トゲキッスなどのフェアリータイプにも有効。 ちからずく補正が入れば、地震よりもやや火力が出る。 | |
メガホーン | 120 | -- | 85 | 虫 | -- | ふゆう特性のエスパーやくさポケモンに。無補正A全振り+帯以上でラティオスが確1。 | |
ストーンエッジ | 100 | -- | 80 | 岩 | 急所率+1 | 地面技との相性補完としての範囲は優秀。 | |
いわなだれ | 75 | 98 | 90 | 岩 | 怯み30% | ちからずくなら命中率の面で優秀。 HP振りウルガモスを補正なし無振りで確1なので特殊型でも。 | |
もろはのずつき | 150 | -- | 80 | 岩 | 反動1/2 | 反動が大きくやや使いにくいものの、威力だけなら一致地震並。 | |
ふいうち | 80 | -- | 100 | 悪 | 優先度+1 | 唯一の先制技。あれば役立つがやや読まれやすい。 | |
つのドリル | -- | -- | 30 | 無 | 一撃必殺 | 耐久型への役割破壊。小さくなる相手にもそこそこ強い。ノーガードを持つカイリキーらにも。 | |
カウンター | -- | -- | 100 | 闘 | 優先度-5 | 物理アタッカーへの奇襲兼ゴリ押し。読まれにくいが使いにくい。 そもそもせっかく攻撃性能が高いのだから普通に攻撃すれば十分なことが多い | |
特殊技 | 威力 | 命中 | タイプ | 追加効果 | 備考 | ||
通常 | ちからずく | ||||||
だいちのちから | 90(135) | 117(175) | 100 | 地 | 特防↓10% | 特殊型の主力技。特性が乗れば地震より一回り強い。 撃ちたい相手は防御>特防が多いので無補正無振りでも威力が出せるのが魅力。 | |
ヘドロウェーブ | 95(142) | 124(186) | 100 | 毒 | 毒10% | 範囲は狭いが特殊技の中では最高火力。XYからフェアリーへの遂行技としての価値もでてきた。 ウォッシュロトムなどの、地面技読みで出てくる相手に等倍で入りやすい。 | |
ヘドロばくだん | 90(135) | 117(175) | 100 | 毒 | 毒30% | ちからずく以外で毒状態を狙いたい時は採用の余地がある。ぼうだんで無効にされる点に注意。 | |
きあいだま | 120 | 156 | 70 | 闘 | 特防↓10% | ちからずく込みでHP振りバンギラスは乱1。確定にしたいなら珠を。 | |
だいもんじ | 110 | 143 | 85 | 炎 | やけど10% | ちからずく込みC特化でD特化ナットレイも確1。 単純に地面技の相性補完としても範囲が広い。威力低下による仮想敵へのダメージは要検証。 | |
かえんほうしゃ | 90 | 117 | 100 | 炎 | やけど10% | 4倍組は確定範囲なので、命中安定で撃ちたいならこちらでもいい。 H252ヘラクロスなどは珠で高乱数1。 | |
れいとうビーム | 90 | 117 | 100 | 氷 | こおり10% | 4倍組には十分な威力で、命中も安定している。 C特化+珠でもH4振りラティオスやマルスケカイリューは確1にならない。 | |
ふぶき | 110 | 143 | 70 | 氷 | こおり10% | 補正有全振り珠もちでようやくマルスケカイリューが低乱数になる。 | |
10まんボルト | 90 | 117 | 100 | 電 | まひ10% | ちからずくC特化でH252ギャラドスは確1。ソクノを持たれると珠があっても確2になる。 | |
かみなり | 110 | 143 | 70 | 電 | まひ30% | ちからずくC特化+珠でH252ニョロトノが高乱1。命中が不安定になるが、雨パに強くなる。 H252スイクンは雷でも確2。 | |
シャドーボール | 80 | 104 | 100 | 霊 | 特防↓20% | ふゆう特性のゴーストとエスパー用。H252ユクシーまでならちからずくC特化+珠でHで確2。 | |
変化技 | 命中 | タイプ | 備考 | ||||
ちょうはつ | 100 | 悪 | 起点になるのを防いだり嫌な状況になるのを防いだり。使うなら最速が望ましい。すばやさは中速程度だが妨害したい相手は多い。 | ||||
つめとぎ | -- | 悪 | 唯一の積み技。命中率が微妙な技が多いので活かせるが積むタイミングがあるかは微妙。 | ||||
どくびし | -- | 毒 | サポートとしては有用。隙があれば使いたいが技スペースやパーティと相談。 | ||||
メロメロ | 100 | 無 | 「とうそうしん」で♀がしんどいのならコレで一応チャンスは狙える。 | ||||
みがわり | -- | 無 | 交代読み、状態異常回避、みがしば用、その他もろもろ。 | ||||
かなしばり | 100 | 無 | 拘りに強くなる。それ以外だと仲間へのサポート用に。 | ||||
以下の教え技が解禁された
○物理技
○特殊技
○変化技
特殊型 [編集]
特性:ちからずく
性格:ひかえめ/おくびょう/せっかち/むじゃき/おっとり/うっかりや
努力値:特攻252 素早さor耐久調整
持ち物:こだわりスカーフ/こだわりメガネ/いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:だいちのちから
選択技:ヘドロウェーブ/れいとうビーム/10まんボルト/かえんほうしゃorだいもんじ/シャドーボール/きあいだま/ふいうち/つのドリル
補助技:ちょうはつ/かなしばり/みがわり/ステルスロック/どくびし
命の玉ちからずくで反動ダメージがないという仕様を活かせるポケモン。
特攻全振り、個体値Vで特攻種族値126相当。ちなみに無振りでも116相当である。
多くのタイプの高威力技を覚えるので、仮想敵などを考えて技をチョイスしよう。
最速スカーフで禁止を除けばテッカニン以外は抜けるが、150族のメガフーディンは一撃で落とせず、メガプテラも冷ビ10万では乱数。
アギルダー・マルマインは抜かなくても倒せるので、スカーフを意識しないなら耐久調整も考えられる。
ちなみに控えめスカーフは最速メガライボルトと同速。スカーフ70族抜きを考えるとほぼ削れない。
物理型 [編集]
特性:とうそうしん/ちからずく
性格:ようき/いじっぱり/さみしがり/やんちゃ
努力値:攻撃252 素早さ252or耐久調整
持ち物:こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび/きあいのタスキ
確定技:じしん
選択技:じならし/どくづき/つのドリル/メガホーン/ふいうち/もろはのずつきorストーンエッジorいわなだれ/だいもんじ/ばかぢから
補助技:ちょうはつ/メロメロ/かなしばり/みがわり/ステルスロック/どくびし
基本的には前作まで同じ。組み合わせるポケモンなども考慮して技を選んでいこう。
第六世代で攻撃種族値が10上昇したのはうれしい。
対ニドキング [編集]
- 注意すべき点
種族値は平凡だが、恐るべき攻撃範囲の広さと、いのちのたま+ちからずくによる器用さと突破力がある。
第五世代は特殊型が主流だったが、攻撃種族値が上がり物理型も増えたことで受け辛くなった。
アタッカー気質が強いが、ステロ、毒びし、挑発、金縛りなど補助もよい物を持っている。
スカーフも多く、型の見極めが難しい。
- 対策方法
耐久は高くはなく、弱点が多いので、ニドキングより素早いポケモンで弱点を突けば、倒すこと自体は難しくない。
問題は攻撃範囲の広さ故に、交代から受ける際の危険性と、スカーフである可能性に尽きる。
しかしいくら珠+ちからずくで補っていても、元々の種族値故に超火力と言うほどの火力はなく、
弱点さえ突かれなければ、平均程度の耐久があるポケモンなら一撃は耐えるだろう。
特殊型であればサブウェポンは大抵炎、氷、電気、格闘技辺りで、物理型なら岩、虫、悪技が多い。
なのでまずは守って物理か特殊かを見極めるのも有効である。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
- ニドラン♂・ニドリーノ
- ニドキング
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
タマゴ技 [編集]
教え技 [編集]
遺伝 [編集]
タマゴグループ | 怪獣/陸上 | |
孵化歩数 | 5120歩 | |
性別 | ♂のみ | |
進化条件 | ニドラン♂(Lv.16)→ニドリーノ(「つきのいし」を使う)→ニドキング | |
備考 | 片親がニドラン♀またはニドラン♂であれば、メタモンと預けることで50%の確率でニドラン♂のタマゴができる。 第4世代以前ではニドラン♂×メタモンではニドラン♂のタマゴしかできない。 |
遺伝経路 [編集]
全てドーブルでOK。
♂♀共通
ポイズンテール | : | ハブネーク | |
ベノムトラップ | : | ハブネーク | |
ふくろだたき | : | ニューラ、デルビル | |
カウンター | : | ナマケロ、ルカリオ | |
ちょうおんぱ | : | ベロリンガ、ゴニョニョ | |
かなしばり | : | コダック、ヤドン、ベロリンガ | |
とっしん | : | イーブイなど | |
こらえる | : | ノコッチなど | |
なしくずし | : | 自力 | |
アイアンテール | : | ORAS教え技 |
♂のみ
♀のみ