ポリゴン2 [編集]
No.233 タイプ:ノーマル 通常特性:トレース(相手と同じ特性になる) ダウンロード(相手の防御が高ければ特攻が、特防が高ければ攻撃が1段階上がる) 隠れ特性:アナライズ(後攻で繰り出す技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される) 体重 :32.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
しんかのきせきを持たせることで抜群の耐久力を誇るポケモン。
格闘タイプの減少した環境や、メガシンカポケモンを中心に強特性が増加していることによる
特性トレースの相対的な価値上昇の影響を受け、強化されている。
また、物理偏重の環境によりダウンロードで特攻の伸びる機会も増えている。
一方ではたき落とすの強化により受けられない物理ATが増えた。
第六世代でテクスチャーの仕様が変更され、一番上の技のタイプに「固定」で変化するようになった。
二回使ってもノーマルには戻らない。
狙ったタイプに変化できる一方、複数タイプを切り替えてメインウエポンと耐性を何度も切り替えることはできなくなった。
ORASにて教え技のイカサマが復活。
これにより夢特性アナライズと教え技のイカサマの両立が容易になった。
HPに全振りすると、実数値192で定数ダメージが最も大きくなる16nとなってしまうため、244振り推奨。
最新世代の考察はこちらに、過去世代の考察はこちらに、ネタ考察やマイナー考察はこちらにあります。
特性考察 [編集]
- トレース
- スキン系特性、おやこあい、マルチスケイル等の強特性をコピーできる点が強み。
ちくでん・もらいび・ちょすいなどで相手のメイン技を使えなくすることもできる。
先発等ではなく、受け出しが基本のポリゴン2とは相性がよいと言える。
- ダウンロード
- アタッカーも兼ねるならコレ。物理の多い現環境では特殊火力が上がることが多い。
- アナライズ
- 鈍足なポリゴン2とは相性がよいが、ダウンロードの方が火力は上。
同速のギルガルドに対しても、素早さ調整をしている毒守型の登場もあって後手を取れることも多い。
技候補 [編集]
補助技 | 命中 | タイプ | 備考 | |
じこさいせい | -- | 無 | 物理受けという役割を持たせるなら外す理由がない。 | |
どくどく | 90 | 毒 | 高い耐久力を活かせるメインウェポン候補。毒と鋼に無効。 | |
でんじは | 100 | 電 | 構築全体で麻痺が有効に作用する場合に採用。 | |
トリックルーム | -- | 超 | ポリ2クチート構築を筆頭に後続の鈍足アタッカーをサポート。退場技はない。 |
型考察 [編集]
物理受け型 [編集]
特性:トレース(推奨)orアナライズorダウンロード
性格:ずぶとい/のんき
努力値:H244 B252をベースに特攻と素早さを調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:じこさいせい
優先技:イカサマ/れいとうビーム
選択技:どくどくorでんじはorほうでん
進化の輝石による高い防御を活かした数値物理受け。
物理受け型のポリゴン2はほとんどこの構成。
積み技に強く物理受けとの相性もよいイカサマ、
広範囲に加え、役割対象かつトップメタであるガブリアス、メガボーマンダに刺さる冷凍ビーム、
高速回復技の自己再生の3種はほぼ確定で入ると思っていい。
防御特化なら
ギルガルド(れいせいHC252振り)のA4振りせいなるつるぎが確定4発、
攻撃特化ファイアローの鉢巻ブレイブバードが確定3発、
ガブリアス(ようきAS252振り)のげきりんが乱数3発(0.02%)など驚異の耐久性能を誇る。
一方で毒まもガルドや、ゴツメファイアローには返り討ちにされる。これらは環境にそこそこいるので要注意。
またメガガルーラのおやこあいを是非トレースしたい所であるが、グロウパンチ→おんがえしで簡単に落とされるので注意。
残り1枠
・どくどく
鋼・毒タイプ以外に大きく負担をかけることができる一貫性のよい技。
眠るのない耐久型に大きな役割を持てるようになる。
・でんじは
抜きエースストッパーとなり、なおかつ強力な後続サポートにもなる。
・ほうでん
ダメージ+麻痺で誤魔化しを狙える技。冷凍ビームと範囲相性がよい。
ゴツメアローを麻痺での誤魔化し込みで突破を見出したり、
マリルリの処理速度を早めたり、メガギャラドスにみがわりを許さなかったりが利点。
10まんボルトはゴツメアローに対し麻痺なしでは処理できず、
他へも確定数が放電と変わらないので採用価値が見いだされない。
(アナライズについて)
アナライズイカサマを使用してみたが、アナライズの1.3倍の倍率はメジャーポケ確1には微妙に足りない。
攻撃2段階積メガガルーラに後攻アナライズイカサマで体力ゲージ赤ライン=確2。
攻撃2段階積メガハッサムにメガガルと同様。
マルスケ時カイリューにC無振り後攻アナライズ冷凍ビーム半分ほど(急所でも耐える)=確2
相手の努力値にもよるが大体この結果、確2というのはトレースとあまり変わらない結果。
また上2体は珠などを持てば落とせるようになるが、きせき耐久力を持てなくなる。
アタッカー型 [編集]
特性:ダウンロード/アナライズ
性格:ひかえめ
努力値:H244 C252をベースにS調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:トライアタック
選択攻撃技:10まんボルト/れいとうビーム/シャドーボール/サイコキネシス/めざめるパワー(地/炎)
選択補助技:トリックルーム/でんじは/じこさいせい
撃ち合いに特化しガブリアス、ゲンガー、ファイアロー、ギャラドス、ゲッコウガなどとのタイマンを制する。
補完として採用するケースかトリル要員として採用するケースが主。特性ダウンロードは物理に偏っている現環境で活きる。
↑アナライズなら、性格れいせい最遅にするのは微妙?ダウンロードでもトリル始動員なら最遅のような気がするし。
なぜ控えめなのか、S調整は具体的にどのあたりが妥当かも書いてくれると参考になる。
↑アナライズでも控えめにした上で余りをSに振るべきです。
めざ地S(個体値31の場合)ならトリル搭載といえどもミラー意識でSに振ることで有利になるはず。無補正無振りガルドを抜いてしまうが、そもそもガルドは最遅、4振りバンギ抜き、ニンフィア抜き、Sに大量に振った毒守ガルドがほとんどを占めるので問題外。
最遅にすることでマリルリやメガクチートといった無振り50族に抜かれるリスクもあります。基本的に上を取って2回攻撃>アナライズ1回攻撃なので、アナライズは抜かれた時や交代時の保険と考えて控えめを採用した方が安定だと思われます。
アナライズのためにれいせい最遅にするのは間違い、基本は先手を取って2回攻撃する方がいい
最遅にするなら対最遅ギルガルドやトリル要員として用いる場合など
またこちらが相手の素早さを抜くことで有利になるポケモンもいるため仮想敵をしっかりと見定めて調整すること
特殊受け型 [編集]
特性:ダウンロードorトレース
性格:おだやかorなまいき
努力値:H244 D252をベースに調整
持ち物:しんかのきせき
確定技:じこさいせい
選択攻撃技:トライアタックorおんがえしorからげんき/ほうでん/れいとうビーム
めざめるパワー(炎/地面)/シャドーボール/イカサマ
選択補助技:どくどく/でんじは
耐性はゴーストしかないものの、輝石による超耐久で数値受けが可能。パーティの補完として採用される。
攻撃技の選択によって見れる対象が大幅に変わるため、パーティに合わせて決める。
トライアタック:基本的な一致技。耐久との殴り合いになれば追加効果も期待できる。
物理ノーマル :DLによりAが上昇する相手に刺さりやすい。主にウルガモス、サーナイト、ニンフィア、ライコウ、
チョッキアタッカーなど。
ほうでん :ゲンガーやリザY、スイクンへの有効打のほか、HDファイアローやメガギャラドスの誤魔化しにも使える。
れいとうビーム:広範囲技。メジャー対象はボルトロス、ガブリアスやボーマンダの起点回避として。
めざパ地面炎 :こだわりヒードランピンポ気味。毒守には負けかねないので危険。炎はナットレイとハッサムに隙を見せない技だが、
特殊受けの役割対象としては微妙。
シャドーボール:ゲンガーや特殊ギルガルド、クレセリアなどに。
イカサマ :物理アタッカーの起点化防止、毒守でないガルドへ。
対ポリゴン2 [編集]
- 注意すべき点
「しんかのきせき」を持たせることにより圧倒的な耐久力を誇る。
イカサマにより積み技を以って対策することが困難であり、対策を怠れば高い数値の前に為す術がない。
特性ダウンロード込みで高い火力を持つポリゴン2もいる。
メガゲンガーやメガクチートなどのセットで採用されるポケモンを同時に対策する必要がある。
- 対策方法
■どくどく
ポリゴン2を誘うアタッカーに仕込むだけで簡単に機能停止可能。
相手がポリゴン2に交代してくる際に放つ。
■はたきおとす
進化の輝石を無効化して耐久力を削ぐ。
セットで採用されやすいメガゲンガーにも一貫する対策。
ただしマリルリなどの悪受けは確実に相手の構築に入っている。
■ギルガルド (シャドーボール/毒々/身代わり/キングシールド@食べ残し)
HBベースのポリゴン2に限ればこのギルガルドで完封可能。
ギルガルドがC振りであればメガゲンガーやメガクチートなどとセットで対策可能。
■一撃必殺技
攻撃試行回数は稼げるので有効。
■拘りトリック
ポリゴン2を呼ぶポケモンの中で拘りトリックができるポケモンが少ない。
眼鏡だと特殊技の、鉢巻だとイカサマの火力強化になる点にも注意。
■格闘ポケモン
ポリゴン2に限れば突破できるが、サイクルを回されジリ貧ならば意味が無い。
↑チャーレムはどうだろうか。
メガシンカ後ならばこちら無補正でもヨガパワー込とびひざげりで防御特化も輝石込確定1発。
ただ読まれやすいのが難点だが。
格闘タイプではないがメガガルーラのグロウパンチ連打なら容易に突破でき次の相手にAのランクアップが残せる。
↑格闘タイプで対策するなら、後ろに控えてる可能性の高いゲンガーをどうするかが課題になりそうだな。
■ちょうはつ
どの型でも高確率で補助技が入っているため有効。
ただしアナライズ・ダウンロードで数値以上に火力が出るため、読み違いには注意。
覚える技 [編集]
レベルアップ [編集]
技マシン [編集]
過去作技マシン [編集]
No. | 技 | 威力 | 命中 | タイプ | 分類 | PP | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第4世代まで | ||||||||
技23 | アイアンテール | 100 | 75 | はがね | 物理 | 15 | 教え | |
技34 | でんげきは | 60 | - | でんき | 特殊 | 20 | 教え | |
技58 | こらえる | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | ||
技67 | リサイクル | - | - | ノーマル | 変化 | 10 | Lv/教え | |
技83 | しぜんのめぐみ | - | 100 | ノーマル | 物理 | 15 |
教え技 [編集]
※「さわぐ」「あくのはどう」はポリゴンZのみ。